新型コロナウイルス感染拡大予防のため公開が延期されていたリュック・ベッソン監督最新作『ANNA/アナ』が、このたびの緊急事態宣⾔の全国的な解除を受け、2020年6月5日(金)より劇場公開することを決定。あわせてリュック・ベッソン監督のインタビュー映像も解禁された。
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映画『ANNA/アナ』|良質アクションの裏側、巧妙かつ複雑な作品構造を語る!リュック・ベッソン監督インタビュー

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「刺激的で挑戦的な映画が好きなら絶対に満足するだろう」

本作は『ニキータ』『レオン』『LUCY/ルーシー』に続き、リュック・ベッソン監督が最強のヒロインを描くノンストップ・アクション・エンターテインメント。

1990年、ソ連の諜報機関KGBによって造り上げられた最強の殺し屋、アナ。美しきファッションモデルやコールガールなどの複数の顔を持つ彼女の使命は、国家にとって危険な人物を次々と消し去ること。その明晰な頭脳とトップクラスの身体能力を駆使して、アナは国家間の争いを左右する一流の暗殺者への進化を遂げる。

そんな中、アメリカのCIAの巧妙な罠にはめられ、捜査官レナードから驚愕の取引を迫られる…。最大の危機を前にしたアナは、さらなる覚醒を果たし、世界の命運を握る二大組織KGBとCIAの脅威へと化していくのだった―!

主人公のアナ役には、シャネル、ディオール、ヴァレンチノなどのハイブランドのモデルを務めたロシア出身のスーパーモデル、サッシャ・ルスを抜擢。5分で40人を倒すリアル且つ壮絶なファイティングシーンを見事に完遂した。

殺し屋としてアナを育てたKGBの上司オルガ役には『クィーン』でアカデミー賞を受賞したヘレン・ミレン、アナを支える同胞アレクセイ役には『ワイルド・スピード ICE BREAK』のルーク・エヴァンス、CIA捜査官レナード役には『ダークナイト』のキリアン・マーフィ、ソ連不良時代のアナの彼役に『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』のアレクサンドル・ペトロフと、独自の世界を切り開く演技派が顔を揃えた。

このたび解禁されたのはリュック・ベッソンのインタビュー映像。アクションが随所にちりばめられているエンターテインメントである一方、巧妙かつ複雑な構造をしている本作の着想についてベッソンは、物事を見たままに受け取れない今の時代性に触れつつ、「とても興味深く新しいと思った。出来事がことごとく事実と違って見える、そんな映画を作った」と話す。

続けて、「観客は5分おきに騙される。黄だと思ってたら赤じゃないかと」と鑑賞中の思考を色で例えながら、「映画の最後には、何が事実か分からなくなる。アナはマトリョーシカのように、中に幾つもの別の顔を持っている。どれが本当の顔か分からない」と、時間軸と衣装(見た目)が複雑に入れ替わる、本作の構造を説明する。

サッシャ・ルス、ルーク・エヴァンス、キリアン・マーフィの3人の関係について、役に入りきったキリアンの演技があまりに奇妙で面妖だったようで「サッシャはキリアンに怯えていた」と回顧。対して、「(サッシャは)ルークには心を許していた」と明かし、サッシャとルークがKGB、キリアンがCIAという、劇中そのままの対立関係が反映されていて面白かったと振り返る。

最後に本作の見どころについて「良質なアクションはある」と、ベッソンファン・アクション映画ファンには嬉しい一言。そして、見る側にも知性が必要だと不敵な笑みを浮かべながら、「刺激され能力を試されることを、そのまま楽しんでほしい。私のように刺激的で挑戦的な映画が好きなら、絶対に満足するだろう」と自信をのぞかせた。単なるアクション映画に留まらない、刺激的で挑戦的な内容に期待は高まるばかりだ。

ANNA/アナ
2020年6月5日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷他全国ロードショー
配給:キノフィルムズ/木下グループ
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