2000年にオリジナルビデオとして誕生、2003年に劇場版が公開されて以来、何度も映像作品化されてきた『呪怨』シリーズが、今度はNetflixのオリジナルシリーズ『呪怨:呪いの家』全6話として登場する!

製作・脚本はベテラン、監督はシリーズ初参加

今回のポイントは、製作と脚本はシリーズの古参、監督とキャストはシリーズ初参加、という組合せ。まず、製作と共同脚本は、1999年の第1作『呪怨』から製作を手掛け、ハリウッド版の製作にも参加、2014年のリブート版「呪怨-終わりの始まり-」からは脚本とクリエイティヴ・スーパーバイザーを務めてきた一瀬隆重。

そしてもうひとりの脚本家は、オリジナルビデオ第1作『呪怨』、その続編『呪怨2』と、映画第1作『呪怨』の監修を務めた高橋洋。『女優霊』(1995)、1998年からの『リング』シリーズの脚本を担当し、ジャパニーズ・ホラーのブームを生み出したクリエイターの一人だ。

一方、監督は、シリーズ初参加なだけでなく、ホラー映画も初。柄本佑、染谷将太、石橋静河ら若手実力派俳優の共演の青春映画『きみの鳥はうたえる』で注目された気鋭、三宅唱が監督を務める。

キャストも、ホラー映画で見るのは新鮮な顔ぶれ。ドラマの中心となる心霊研究家・小田島役は、コミカルな役柄が多いTV『いだてん~東京オリムピック噺~』の荒川良々。奇妙な現象に出会う新人タレント・はるか役は、映画『十二人の死にたい子どもたち』の黒島結菜。他にTV「ファーストラブ」の里々佳、映画『超・ 少年 探偵団 NEO 』の長村航希らが共演する。

画像: 新人タレント、はるか(黒島 結菜)も奇妙な出来事に出会う

新人タレント、はるか(黒島 結菜)も奇妙な出来事に出会う

見どころは『呪怨』世界のアレンジぶり!

昨今は、このシリーズに限らず、「久々の続編」や「リブート」が多数製作されるが、クリエイターたちがそうした作品を製作したくなるのは、"今、現在"を舞台に描き直すことで、そのシリーズの新たな魅力が発見できるからだろう。

本作には、それを感じさせるような、この頃、ニュース番組でよく見かけるような現代的な要素がいくつも盛り込まれている。家庭内暴力、幼児虐待、学校内のイジメなどの社会問題。そして、事情がありそうな不動産物件、体験談を語るTV番組など日常的なアイテムも続々。また、実際に1980年代以降に日本で起きた事件のニュース映像も挿入されている。

そして、そのようにして描かれた新たな『呪怨』の物語には、オリジナル作と共通の要素もあれば、まったく異なる要素もある。そういう新しい『呪怨』が生まれるたびに、『呪怨』シリーズとは何なのか、このシリーズの魅力はどこにあるのかが、見えてくるのではないだろうか。

STORY

1988年、心霊研究家の小田島(荒川良々)はオカルト番組で共演した新人タレント、はるか(黒島 結菜)が経験した怪現象に興味を引かれる。同じ頃、あるトラブルによって転校を余儀なくされた女 子高生の聖美(里々佳)は級友たちに誘われ、“猫屋敷”と呼ばれる空き家を肝試し気分で訪れるこ とに。

6年後、ソーシャルワーカーの有安(倉科カナ)は虐待されている子どもを救おうと、必死の行 動を起こす。まったく接点のなかった彼らは一軒の家を中心に引き寄せられていく。彼らを呪いの 連鎖で結び付けたその家の恐るべき真実とは!?

*Netflix オリジナルシリーズ『呪怨:呪いの家』2020年7月3日(金)より全世界独占配信

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