彼が愛する街ウィーンで、ウィーン産まれの名曲を披露
日本でも大きな人気を誇りながらも、近年は来日が実現していないヨナス・カウフマン。音楽の都ウィーンで行われたその最新コンサートの模様を収録したのが本作だ。
彼が愛する街ウィーンで、ヨハン・シュトラウスの「こうもり」、レハールの「メリー・ウィドウ」といったウィーン産まれの名曲を披露。プラハ交響楽団の美しい演奏に乗せて、‟キング・オブ・テノール“が響かせる。
またウィーンの名所での街の人々との交流、自身の過去を振り返るオフショット、共演者が語るカウフマンなど、ファン垂涎の貴重な映像も多数映し出される。
本公演はイギリス及びアイルランドでは9月に250館で拡大上映されるほか、アメリカ、カナダ、ドイツ、スペイン、オーストリア、ロシア、フィンランド、スウェーデンなど、世界20か国以上のオペラファンに向け劇場公開される事が決定しており、カウフマンの人気の高さが伺える。
今回公開された予告編は伸びやかな歌声を響かせるカウフマンに美しいウィーンの景観を絡めた、歌声・景色ともに楽しめる内容となっている。
【ヨナス・カウフマン プロフィール】
1969年ミュンヘンに生まれ、ミュンヘン音楽・演劇大学で声楽を学ぶ。在学中から地元の歌劇場でオペラの舞台に立ち、2001年にチューリッヒ歌劇場の専属歌手となり数多くのオペラに出演する。その後、2006年メトロポリタン歌劇場の『椿姫』(ヴェルディ)で、アンジェラ・ゲオルギューの相手役で注目を集め、その後の国際的活躍のきっかけとなる。
ドイツ語はもちろんのことフランス語、イタリア語、英語を流暢に操るマルチリンガルであることもあり、ワーグナーのような母国ドイツだけでなく、イタリアオペラ、フランスオペラ、歌曲など多くの作品を歌い、そのレパートリーは幅広い。
2011年、フランス芸術文化勲章、米「オペラ・ニュース」賞を受賞。また「オペルンヴェルト」「ディアパゾン」「ミュージカル・アメリカ」などの音楽誌の「シンガー・オブ・ザ・イヤー」に何度も選定されている。
出演するオペラやコンサートのチケットは争奪戦、完売必至となり、今最もチケットがとれないオペラ歌手の一人。
ヨナス・カウフマン ウィーンコンサート
2020年10月30日(金)より、TOHOシネマズ シャンテ ほか全国順次ロードショー
配給:ギャガ
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