何十年も人気を保ち続けるトップスターもいれば、ある時代の象徴のように瞬間風速的な人気を得るスターもいます。ここでは90年代に代表作を放って一世を風靡したものの最近はあまり名前の聞かれなくなってしまったスターたちが、いまどんな活動をしているのか調べてみました。(文・松坂克己/デジタル編集・スクリーン編集部)

ブラッド・レンフロ

「マイ・フレンド・フォーエバー」のレンフロ

1982年テネシー州出身。「依頼人」(1994)のオーディションで5000人の中から選ばれ映画デビュー。「マイ・フレンド・フォーエバー」(1995)に主演して人気者に。その後も「スリーパーズ」(1996)「ゴールデンボーイ」(1998)などに出演していたが、ドラッグ問題などで低迷、2000年代に入って復活の兆しも見られたが2008年1月に自宅で死亡した。

画像: 「ゴールデンボーイ」

「ゴールデンボーイ」

マコーレー・カルキン

「ホーム・アローン」のカルキン

1980年ニューヨーク出身。家族旅行で家に取り残された坊やの冒険を描いたコメディー「ホーム・アローン」(1990)のヒットで一躍人気子役に。その後も「マイ・ガール」(1991)「ホーム・アローン2」(1992)など順調に出演を重ねるが、家族問題などプライベートでは問題続出。最近も演技活動は続けているが、TVなどへのゲスト出演がほとんど。

画像: 「マイ・ガール」

「マイ・ガール」

マシュー・ブロドリック

「ドン・サバティーニ」のブロドリック

1962年ニューヨーク出身。80年代から「フェリスはある朝突然に」(1986)などで人気若手として活躍していたが、90年代に入り「ドン・サバティーニ」(1990)「ロマンスに部屋貸します」(1993)などで大人の俳優としてブレークした。近年は「ペントハウス」(2011)「マンチェスター・バイ・ザ・シー」(2016)など味のある脇役として活動を続けている。

「ロマンスに部屋貸します」

アンナ・クラムスキー

画像: 「マイ・ガール」のアンナ

「マイ・ガール」のアンナ

1980年イリノイ州シカゴ出身。生後間もなく芸能界デビューしCMやモデル、舞台で活躍。初主演作「マイ・ガール」(1991)の大ヒットで一躍人気子役となった。その後も続編の「マイ・ガール2」(1994)などに出演したが1999年頃から休業、2005年に復帰してからは「Veep/ヴィープ」(2012〜17)「ハンニバル」(2013〜15)など主にTVで活躍している。

画像: 「マイ・ガール2」

「マイ・ガール2」

アンナ・パキン

「ピアノ・レッスン」のアンナ

1982年カナダ出身。1993年の「ピアノ・レッスン」のオーディションで5000人の中から選ばれ、初出演作ながらアカデミー賞助演女優賞に輝いた。その後も「グース」(1996)など出演作を重ね、2000年代に入ってからは「X-MEN」シリーズとTV「トゥルーブラッド」(2008〜14)で存在感を発揮した。最新作はNetflix製作の「アイリッシュマン」(2019)。

画像: 「グース」

「グース」

アリシア・シルヴァーストーン

「クルーレス」のアリシア

1976年サンフランシスコ出身。高校中退後に演技を学びTVなどに出演、1993年に「ダリアン」で映画デビューした。学園青春コメディー「クルーレス」(1995)のヒットで爆発的人気を得、「バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲」(1997)ではバットガールを演じた。2000年代に入ってからも「アレックス・ライダー」(2006)など出演作を重ねている。

画像: 「バットマン&ロビン/Mr.フリー図の逆襲」

「バットマン&ロビン/Mr.フリー図の逆襲」

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