ついに迎える最終章!作品への想いとは?
ついにファイナルを迎えるロングラン・シリーズ『スーパーナチュラル』。シーズンを重ねるほどに壮大さを増して行った本作で魔物ハンターの兄弟、サムとディーンを演じ、番組をリードしてきたジャレッド・パダレッキとジェンセン・アクレスが、作品への想いを語ってくれた。
──15年続いた『スーパーナチュラル』という作品は、お二人の人生にどんな影響を及ぼしましたか?
ジャレッド・パダレッキ
子供たちの母親である妻と出会った作品だし、僕の人生に多くの喜びをもたらしてくれたよ。思えばパイロットを撮影した当時は22歳。こんなに長い期間、ひとつの作品に出演することは滅多にないし、さらに言えば同じキャラクターで15年も続いたなんて、本当に特別な事だよ。そういう作品に出演できた事を僕は最後の瞬間まで誇りに思うし、ものすごく感謝しているよ。
ジェンセン・アクレス
本当に人生が大きく変わったよ。この15年、僕の人生は常に『スーパーナチュラル』と共にあり、僕たちは努力と愛情を注いできた。だから、この作品が見ている人に何か意味のあるものになったとしたら、それは僕らにとって祝福とも言える出来事なんだ。僕たちはこの作品での経験、キャラクター、そしてこの作品そのものを本当に大切に思っているんだ。
ジェンセンとでなかったら今はないと思う(ジャレッド・パダレッキ)
僕らはこの作品そのものが本当に大切なんだ(ジェンセン・アクレス)
──サム、ディーン、そしてカスティエル(演/ミーシャ・コリンズ)がこれほど長くファンに愛された理由は何だと思いますか?
ジャレッド・パダレッキ
僕が思うに彼らがみんなと同じだからじゃないかな。僕らは誰しも間違いを犯すものだし、彼らも本当にたくさんの間違いや計算ミスを犯してきた。過ちを犯す彼らを見て、みんな自分はサムであり、ディーンであり、カスティエルであると感じてきたんだと思う。彼らはいつだって常に最善を尽くそうとしてきた。その努力が台無しになり、最善でも足りない事だってある。それでも正しくあろう、誠実であろうと努力する。重要なのは失敗の後にどうするかという事なんだ。
ジェンセン・アクレス
彼ら3人の結束の固さにみんな魅力を感じてくれたんじゃないかと思う。彼らは告げられた運命を拒否し、自分たちで運命を切り開き、自分たちが正しいと信じるもの、善良なもののために戦いに身を投じている。そんなところに魅力を感じるんだと思う。
──長く兄弟を演じてきたお二人にとって、お互いはどんな存在?
ジャレッド・パダレッキ
彼は僕の一番好きな小さいアニキだよ。僕たちは多くの事を一緒に経験してきたし、彼とでなければ今はないと思う。ドラマでも描いているけど、家族というのは決して血や遺伝子だけじゃない。互いを受け入れながら継続して作り上げていくものなんだ。
僕とジェンセンも15年間、家族や友人が行ったり来たりしながら関係が深まっていったんだ。きっとこれからも彼がどこにいようが、何年経とうが、朝の3時に気軽に助けを求める電話をしてもお互いに気にしないだろうと確信しているよ。
ジェンセン・アクレス
僕らはいつだって家族なんだ。ちょっとユニークなね。
Photos by Jon Kopaloff/Getty Images, Kevin Winter/Getty Images
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「スーパーナチュラル」〈シーズン14〉スーパー!ドラマTVにて今後放送予定
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