『グラン・トリノ』© 2009 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
2020年10月29日(木)より開催される企画上映「35mmフィルムで見るクリント・イーストウッドの軌跡」の上映作品が決定した。

大画面のスクリーンで堪能できる大変貴重な上映

今回上映される13作品すべて現時点では日本にDCP(デジタルシネマパッケージ)がなく、劇場では35㎜フィルムでしか見ることのできない作品。大画面のスクリーンで堪能できる大変貴重な上映となる。フィルム上映ならではの、繊細な色彩や深い暗闇の表現を、ワーナーブラザース所蔵の35㎜フィルムで堪能します。また、『父親たちの星条旗』は、公開当時の日本語吹替版も特別に上映される。

上映作品一覧(計13作品)

1. 『ダーティハリー』 (1971年、ドン・シーゲル監督)
主演:クリント・イーストウッド、ハリー・ガーディノ
イーストウッド演じる一匹狼の刑事ハリー・キャラハンが、44マグナムで犯人を追い詰める。「ダーティハリー」シリーズの第一作。

2. 『許されざる者』 (1992年、クリント・イーストウッド監督)
主演:クリント・イーストウッド、ジーン・ハックマン、モーガン・フリーマン
アカデミー賞作品賞、監督賞など4部門で受賞。闇夜が印象的な西部劇。陰影を豊かに表現できる35㎜フィルムで必見。
3. 『マディソン郡の橋』 (1995年、クリント・イーストウッド監督)
主演:クリント・イーストウッド、メリル・ストリープ
イーストウッドとメリル・ストリープが、フォトグラファーと農場の主婦に扮し4日間の知られざる恋を生きる。柔らかな光にあふれた豊かな風景にも注目。

画像: 『マディソン郡の橋』© 1995 Warner Bros. All Rights Reserved.

『マディソン郡の橋』© 1995 Warner Bros. All Rights Reserved.

4. 『目撃』 (1997年、クリント・イーストウッド監督)
主演:クリント・イーストウッド、ジーン・ハックマン
政府ぐるみの犯罪を偶然目撃したプロの泥棒が、巨大な敵にひとり戦いを挑む。
5. 『真夜中のサバナ』 (1997年、クリント・イーストウッド監督)
主演:ジョン・キューザック、ケビン・スペイシー
華麗なクリスマスパーティの取材に訪れたルポライターが、奇妙な事件に巻き込まれる。南部ジョージア州の歴史都市サバナを舞台にした、イーストウッドの異色作。
6. 『トゥルー・クライム』 (1999年、クリント・イーストウッド監督)
主演:クリント・イーストウッド、アイザイア・ワシントン、ジェームズ・ウッズ
執行を翌日に控えた黒人死刑囚の無実を確信した記者が、真相の解明に奮闘する。

画像: 『スペース カウボーイ』©2000 Village Roadshow Films (BVI) Limited. ©2001 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

『スペース カウボーイ』©2000 Village Roadshow Films (BVI) Limited. ©2001 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

7. 『スペース カウボーイ』 (2000年、クリント・イーストウッド監督)
主演:クリント・イーストウッド、トミー・リー・ジョーンズ
かつてNASAに裏切られ、宇宙への夢を絶たれたチームが、40年後再び集結し、困難なミッションに挑む。
8. 『ブラッド・ワーク』 (2002年、クリント・イーストウッド監督)
主演:クリント・イーストウッド、ジェフ・ダニエルズ
イーストウッド作品の撮影を長く手がけたジャック・N・グリーンに替わり、トム・スターンが初めて撮影を担当した作品。心臓移植を受けた元FBI犯罪心理分析官が、ドナーが殺人事件の被害者であることを知り、その真相を探る。
9. 『ミスティック・リバー』 (2003年、クリント・イーストウッド監督)
主演:ショーン・ペン、ティム・ロビンス、ケビン・ベーコン
とある殺人事件をめぐって、幼馴染だった3人の人生が劇的に変わり始める。ショーン・ペンとティム・ロスがアカデミー賞主演男優賞と助演男優賞を受賞。

画像: 『硫黄島からの手紙』© 2006 Warner Bros. Entertainment Inc. and DreamWorks LLC. All Rights Reserved.

『硫黄島からの手紙』© 2006 Warner Bros. Entertainment Inc. and DreamWorks LLC. All Rights Reserved.

10. 『父親たちの星条旗』 (2006年、クリント・イーストウッド監督)
『父親たちの星条旗』[日本語吹替版] (2006年、クリント・イーストウッド監督)
主演:ライアン・フィリップ、ジェシー・ブラッドフォード
硫黄島の戦いで英雄に祭り上げられた男たちは、政府によって全米ツアーに駆り出される。アメリカにおける英雄とはなにかを問い、硫黄島の戦いの真実を描きだす。公開当時の日本語吹替版も特別上映。
11. 『硫黄島からの手紙』 (2006年、クリント・イーストウッド監督)
『硫黄島からの手紙』[英語字幕付] (2006年、クリント・イーストウッド監督)
主演:渡辺謙、二宮和也、伊原剛志
硫黄島に送られた日本兵たちは生きて帰れないことを知っていた…。渡辺謙ら日本人キャストで、イーストウッドが硫黄島の戦いを日本兵側の視点から描いた作品。英語字幕付の上映も行う。
12. 『グラン・トリノ』 (2008年、クリント・イーストウッド監督)
主演:クリント・イーストウッド、ビー・バン
孤独で偏屈な老人が、アジア系少年とその家族との出会いをきっかけに、守るべきものに目覚める。その衝撃の結末が当時話題を呼んだ必見作。
13. 『インビクタス/負けざる者たち』 (2009年、クリント・イーストウッド監督)
主演:モーガン・フリーマン、マット・デイモン
スポーツの力で人々を団結させられると信じていたマンデラ大統領が、南アフリカのラグビー代表チームキャプテンとともにチームの立て直しを図る。

画像: 大画面のスクリーンで堪能できる大変貴重な上映

企画名:35mmフィルムで見るクリント・イーストウッドの軌跡
Clint Eastwood on 35mm
会 期:2020年10月29日(木)-12月6日(日)
会 場:国立映画アーカイブ 長瀬記念ホール OZU[2階]、小ホール[地下1階]
主 催:国立映画アーカイブ、ワーナー ブラザース ジャパン合同会社

https://www.nfaj.go.jp/

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