実話から生まれた感動作『キーパー ある兵士の奇跡』が2020年10月23日(金)より全国公開。スポーツの力で幾多の苦難を乗り越えていくストーリーに現役選手から元日本代表、マンC終身名誉会長まで絶賛コメントが到着した。

youtu.be

「サッカーは人の心を動かせるものだと改めて感じた」

本作は、第二次世界大戦で捕虜としてイギリスの収容所に送り込まれたナチス兵士のバート・トラウトマンが、終戦後、サッカーの力でイギリスとドイツを結ぶ平和の架け橋となった驚くべき実話から生まれた物語。

いくつもの逆境に立たされながら、唯一自分にできる〈献身的なプレー〉を貫くことで、人々に勇気を与え続けたトラウトマン。どんな悲しみも憎しみも、自らが選んだ生き方で愛に変えることができると教えてくれる感動の実話がこの秋、いよいよ日本で公開される。

第二次大戦後間もない時期に、数々の逆境を乗り越え敵国イギリスの名門サッカークラブ、マンチェスター・シティFCで活躍し、今もチームの博物館には彼の銅像が展示されている伝説のGK、バート・トラウトマン。

捕虜となったイギリスの収容所でそのプレーを目にした地元クラブにスカウトされた彼は、その高い身体能力と誠実な人柄で仲間たちから信頼を得て活躍。その噂はついに名門マンチェスター・シティFCにまで届き、当時の監督ジョック・トンプソンからスカウトされる。

しかし、戦後間もない当時、ユダヤ系人口の多いマンチェスターで、彼の出場試合は味方サポーターからも大ブーイングにさらされる四面楚歌状態。そんな想像を絶するプレッシャーの中、どんなときも献身的にゴールを守り続けたトラウトマンは、そのプレーで次第にマンチェスターの人々から信頼を得ていく。中でも、首を骨折しながらも出場し続けた1956年FAカップ決勝戦は伝説となっており今もその動画が見ることができる。

画像: Manchester City goalkeeper Bert Trautmann plays 1956 FA Cup final with broken neck www.youtube.com

Manchester City goalkeeper Bert Trautmann plays 1956 FA Cup final with broken neck

www.youtube.com

トラウトマンはその年の活躍が讃えられ、外国人初のFWA年間最優秀選手賞を受賞。引退後にはドイツ連邦共和国功労勲章を、イギリスからも両国の関係改善に貢献したとして大英帝国勲章が授与され、まさにスポーツの力で運命を切り開き、両国の平和の架け橋となった。

日本でも公開が決定するや否や、サッカーファンの間で、「マンチェスター・シティのGKとして活躍したレジェンド」「シティ史上最高のGK」「1956年のFAカップで首を骨折しながらラストまでプレーをし優勝メダルをかけた化け物」と早くもSNSで話題沸騰。

このたび、そんな知られざる伝説のGKトラウトマンを描いた物語に、元日本代表のレジェンドや現役のサッカー選手から熱い感想が到着。元日本代表GK、現在はザスパクサツ群馬GKコーチの小島伸幸さんは「(中略)スポーツが人々に与える希望や力を感じました。」と語り、FC東京でGKとして活躍する林彰洋選手からは、「(中略)スポーツのもつ偉大さを感じさせられた。サッカーは人の心を動かせるものだと改めて感じた」と絶賛。

同チームのMF、森重真人選手は「(中略)サッカーの部分とそれ以外の部分が同時に楽しめる映画」とコメント。パルチザン・ベオグラードでFWとして活躍する浅野拓磨選手からは、異国の地でのプレ―しているからこそ共感したこと、元なでしこジャパン GKの海堀あゆみさん、アルビレックス新潟シンガポールGKの大川圭為選手からは、キーパーとして活躍してきた実績からの熱い感動の声が届いた。

海外からは、マンチェスター・シティ終身名誉会長の故バーナード・ハルフォードと、アーセナルの伝説的GKボブ・ウィルソンから、トラウトマンの並外れた身体能力や人間性の素晴らしさについて称賛のコメントが到着した。コメント一覧は以下の通り。

『キーパー ある兵士の奇跡』 コメント一覧 <順不同・敬称略>

戦争という不幸な出来事でできた大きなわだかまりを人々がスポーツの力を通じて乗り越えていく過程が見えました。改めてスポーツが人々に与える希望や力を感じました。
小島伸幸(ザスパクサツ群馬GKコーチ/元日本代表ゴールキーパー)

様々な想いを抱えて、耐えながらゴールを守り続けた彼はキーパーの鑑です。どんなに耐えがたい状況でも、今の自分や現実から目を逸らしてはいけない。彼とその周りの人達が己を信じ、進み続ける強さに胸を締めつけられました。
海堀あゆみ(元なでしこジャパン GK)

フットボールの持つ力を感じてほしい。
たかが一(いち)スポーツかもしれないが、スポーツのもつ偉大さを感じさせられた。
サッカーは人の心を動かせるものだと改めて感じた
林彰洋(FC東京)
(林選手SNSアカウント:@hayashi_akihir0)

人間誰もが何かしらのコンプレックスを抱えながら生きている。そして、プレーしている、ということがうまく描かれている。
サッカーの部分とそれ以外の部分が同時に楽しめる映画
森重真人(FC東京)
(森重選手SNSアカウント:@morigekun3)

異国の地でプレ―するという事は、ただサッカーをするだけじゃなく、それ以外の部分の方が大きく難しい。その中で結果を出すからこそ、見ている人の心を動かす事ができる。改めてサッカーの偉大さを感じました。
浅野拓磨 (パルチザン所属/サッカー日本代表)
(浅野選手SNSアカウント:@AsaTaku29)

戦争による傷や逆境に耐えながら闘い、信頼を勝ち取っていく姿に感動した。キーパーという特殊なポジションの持つ、プレーでチームを変えられるという可能性を感じさせられる映画であった。
大川圭為(アルビレックス新潟シンガポールGK)
(大川選手SNSアカウント: @reneojack)

彼が体験してきたことを考えると、トラウトマンの人生は本当に驚異的だ。
マンチェスター・シティに来て、偏見や戦時中の出来事によるトラウマを抱えた辛い時期を送る。だが強い精神力と抜群の運動能力により怒涛の日々を乗り越えて、ついにはクラブチームのアイコンとなる。彼の人生はサッカー以上のものなのだ。
バーナード・ハルフォード(マンチェスター・シティ終身名誉会長)

私の二人の兄は戦争で亡くなったので、私が(元ナチス兵の)トラウトマンに熱狂的になっているのを見て父は絶句していた。
トラウトマンはずっと憧れのヒーローで、私は彼から学んだ。
本当に、トラウトマンはこれまで出会った中で1番の素晴らしい人物だ。
ボブ・ウィルソン(アーセナルの伝説的ゴールキーパー)

キーパー ある兵士の奇跡
2020年10月23日(金)新宿ピカデリーほか全国公開
配給:松竹
ⓒ2018 Lieblingsfilm & Zephyr Films Trautmann

This article is a sponsored article by
''.