「天国にちがいない」 (c)2019 RECTANGLE PRODUCTIONS – PALLAS FILM – POSSIBLES MEDIA II – ZEYNO FILM – ZDF – TURKISH RADIO TELEVISION CORPORATION
アジアの若手監督たちを中心に映画の新たな流れを提案する『第21回東京フィルメックス』が、今回は2020年10月30日から11月7日まで、TOHOシネマズ シャンテ、ヒューマントラストシネマ有楽町、有楽町朝日ホールなどで開催される。

オープニングは万田邦敏最新作、クロージングはエリア・スレーマン

コンペ部門では本映画祭初参加となるアゼルバイジャン作品「死ぬ間際」カザフスタン作品「イエローキャット」など中央アジアから3作、ノラ・マルティロシャン監督の「風が吹けば」、ワン・ジン監督の「不止不休」などデビュー作4作、佐藤快麿監督の「泣く子はいねぇが」など日本映画4作を含む全12作が最優秀作品賞を競う。

画像: 「愛のまなざしを」 ©︎Love Mooning Film Partners

「愛のまなざしを」 ©︎Love Mooning Film Partners

また特別招待作品として万田邦敏監督「愛のまなざしを」(オープニング)、エリア・スレーマン監督の「天国にちがいない」(クロージング)はじめアン・ホイら7人の香港を代表する監督によるオムニバス「七人楽隊」、アモス・ギタイ監督の「ハイファの夜」、ツァイ・ミンリャン監督の「日子」、ジャ・ジャンクー監督の「海が青くなるまで泳ぐ」、ホン・サンス監督の「逃げた女」、デーヴィッド・クローネンバーグ監督の1996年作「クラッシュ」(4K修復版)など13作を上映。特別上映としてフィルメックスの本会期終了後、11月22日(有楽町朝日ホール)と26~28日(アテネ・フランセ文化センター)に、マノエル・ド・オリヴェイラ監督の「繻子の靴」を日本初上映する。

画像: 「七人楽隊」

「七人楽隊」

またエリア・スレーマン監督の特集上映(「消えゆくものたちの年代記」「時の彼方へ」など)もあり。オンラインによる人材育成ワークショップ『タレンツ・トーキョー2020』も11月2~7日に行なわれる予定。

◎「第21回東京フィルメックス」開催概要 ※9月24日時点
会期:2020年10月30日(金)~11月7日(土)+11月22日(日)
会場:TOHOシネマズ シャンテ/ヒューマントラストシネマ有楽町(レイトショー会場)/有楽町朝日ホール他
上映プログラム:東京フィルメックス・コンペティション、特別招待作品 他
※今年は「第33回東京国際映画祭」(10月31日(土)~11月9日(月))とほぼ同時期に開催。東京国際映画祭からの「カンヌ映画祭の大きな枠組みの中で独立性をもって開催される<カンヌ監督週間>のような連携を」という提案を受けこの時期の開催を決意。また「映画界の連携強化」の理念のもと、多様なメディアとも連携し情報発信の相乗効果にも期待している。

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