\12月のイチオシ/
パリ版「SATC」と話題!
リリー・コリンズが恋に仕事に邁進するキュートな転勤奮闘記
エミリー、パリへ行く
ジャンル:コメディー
フランス・パリの会社に出向することになった米国人の若きヒロイン、エミリー(リリー・コリンズ)の新生活を描き、世界的に大ヒットしているおしゃれなコメディー。
シカゴの会社で働くエミリーは上司が妊娠したため、彼女に代わって会社が買収したパリのマーケティング企業に1年間、出向することに。シカゴに恋人を残してきたエミリーが魅力的なパリを気に入る一方、彼女は米国人と価値観が異なる同僚たち(しかもエミリーはフランス語が苦手)と衝突しつつ、少しずつ成長していく。そんなエミリーがパリにいる自分をインスタグラムにアップし続け、フォロワー数を増やしていくのが痛快。
少々行き当たりばったりなエミリーだが、米仏のカルチャーギャップに苦労し、基本的に純真なのでチャーミング。パリの場面は現地でオールロケを敢行し、街並みの美しさは絶品。フランス人を型にはめ過ぎているという批判も一部にあるが、そんなフランスでも大ヒット中だ。
ここに注目するとさらに面白い!
1.カリスマ・スタイリストがファッションを手がける
企画・製作総指揮を務めるのは「ビバリーヒルズ高校(青春)白書」「SEX ANDTHE CITY(SATC)」のクリエイター、ダーレン・スター。前向きな登場人物がおしゃれな土地で奮闘する趣向はこれら2本と同じで、見ると元気が出る。「SATC」のカリスマ・スタイリスト、パトリシア・フィールドが担当した衣装の数々も見ものだ。
2.隣人は料理上手のイケメン米・仏の上司役はあの人!
共演陣も充実。パリでのエミリーの上司シルヴィー役は映画「赤ちゃんに乾杯!」のベテラン、フィリピーヌ・ルロワ・ボーリュー。エミリーと同じマンションに住むイケメン、ガブリエル役は元プロサッカー選手を父親に持つリュカ・ブラヴォー。シカゴでの上司マデリン役は「プライベート・プラクティス」のケイト・ウォルシュ。
この人が主演!
リリー・コリンズ(エミリー・クーパー役)
ヒロイン、エミリー役をキュートに演じるリリーは「白雪姫と鏡の女王」「あと1センチの恋」「テッド・バンディ」などの映画でもおなじみ。1989年3月18日イングランド生まれで、父親は人気音楽アーティストのフィル・コリンズ。モデル出身で、濃い眉が印象的な美女だ。今秋、映画監督チャーリー・マクダウエルと婚約した。最新作はやはりNetflixオリジナルである映画「Mank/マンク」。
エミリー、パリへ行く
Netflixにて配信中