世界屈指のバラクリエイターが監修
本作は、崖っぷちのバラ育種家を主人公に描く、どん底からの大逆転サクセス・ストーリー。主演を務めるのは『大統領の料理人』『偉大なるマルグリット』のヒットが記憶に新しいフランスの大女優、カトリーヌ・フロ。オリジナル脚本で、フランスの新鋭ピエール・ピノーの長編監督作品2作目となる。
物語の舞台はフランス郊外。父に遺された小さなバラ園を一人で経営する頑固者のエヴは、かつては優秀なバラ育種家として名を馳せていたが、今や愛するバラ園が倒産寸前の状況に。人を雇う余裕もなく、職業訓練所から派遣された3人のダメダメな素人たちがスタッフとして加わることになる。
しかしバラの事を全く知らない彼らは手助けどころか足を引っ張る失敗の連続…。そんな中、エヴは世界初となる新種のバラの交配を思いつく。そして全てを懸けて翌年のバガテル新品種国際バラ・コンクールに挑むことを決心するが―?
このたび解禁された特報は、経営するバラ園が倒産の危機に直面し、「人生のどん底」にいるエヴの姿から始まる。
育種家としてバラ・コンクールに挑むも連戦連敗。崖っぷちの彼女が最後に挑むのは“新種のバラを作ってパリの世界大会で優勝する”こと! ちょっと訳ありな仲間とともに彼女が咲かせる未来とは?
特報では、世界屈指のバラクリエイターが監修したバラ農園の美しさも映し出され、バラが咲き誇る季節に公開される本編が待ち遠しい特報に仕上がっている。
はみだし者たちが力を合わせて成長していくストーリーは、大ヒット作品『リトル・ミス・サンシャイン』を想起させ、色とりどりの美しいバラに囲まれながら品種改良を試みる主人公の奮闘はイギリス庭園好きを中心に大きな話題となった『ターシャ・テューダー静かな水の物語』を思わせる。
新しい風に心を開けば、人生はいつでもバラのように花開く。ありえない出会いが、運命を変える最強の仲間に――。最高に楽しくて、最高に泣ける、痛快大逆転劇が幕を開ける。
ローズメイカー 奇跡のバラ
2021年5月28日(金)より、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町 ほか全国ロードショー
配給:松竹
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