SCREEN11月号で募集した“レジェンド・スター総選挙”に、たくさんのご応募ありがとうございました。人気最高潮のさなかに衝撃的な死を迎えた人、一時代を築いて惜しまれつつ世を去った人……今は亡きスターにも様々な最期がありますが、時代を越えてファンの心に残る人こそ“レジェンド・スター”。そんな伝説のスターたちに、『もう一度あの人にスクリーンで会いたい』というファンの声がたくさん集まりました。今回は、第20位〜11位を一挙ご紹介します。(文・松坂克己/デジタル編集・スクリーン編集部)

第20位 マリリン・モンロー

“セックス・シンボル”として世の男性陣を魅了し続けた

1926.6.1-1962.8.5

画像: “セックス・シンボル”として世の男性陣を魅了し続けた

いまだその死の真相が取り沙汰される“セックス・シンボル”の代名詞的存在。故ケネディー大統領とのスキャンダルでも知られる。恵まれない子供時代だったが、主演作発表後は人気女優となった。最初の結婚から離婚後、野球選手、劇作家と結婚するも離婚。

主な出演作品 :「 ナイアガラ」(1953)、「七年目の浮気」(1955)

第20位 レスリー・チャン

俳優・歌手として大人気だったがなぜか香港のホテルで悲劇が…

1956.9.12-2003.4.1

画像: 俳優・歌手として大人気だったがなぜか香港のホテルで悲劇が…

香港映画絶頂期のトップスターで、歌手としても活躍した。一時、歌手・俳優とも休業するがファンからの要望に応え復帰、「さらば、わが愛/覇王別姫」(1993)は国際的にも高い評価を受け香港を代表する国際的スターに。しかし2003年、謎の投身自殺を遂げる。

主な出演作品 :「 男たちの挽歌」(1986)、「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」(1987)

第20位 キャリー・フィッシャー

「スター・ウォーズ」シリーズのレイア・オーガナ姫役で一世を風靡

1956.10.21-2016.12.27

「スター・ウォーズ」(1977)のレイア姫役で大ブレイクし、エピソード4からの三部作に出演、絶対的な人気を誇った。2015年からの新たな三部作でも同役を演じ、最後のエピソード9にも「フォースの覚醒」撮影時の未使用シーンが利用されて顔を見せている。

主な出演作品 :「 スター・ウォーズ」シリーズ(1977~1983、2015~2019)、「ブルース・ブラザース」(1980)

第19位 グレース・ケリー

不動の人気を得ながら結婚を機に引退した“クール・ビューティー”

1929.11.12-1982.9.14

画像: 不動の人気を得ながら結婚を機に引退した“クール・ビューティー”

「真昼の決闘」のヒロイン役に抜擢されて脚光を集め、「裏窓」などのヒッチコック作品で人気を不動のものとするが、モナコ公国のレーニエ大公と結婚して公妃となり引退。再三の復帰の誘いも断わり続けるうち、運転中に脳梗塞となって事故を起こし亡くなった。

主な出演作品 :「 真昼の決闘」(1952)、「裏窓」(1954)

第18位 ジョン・ウェイン

ジョン・フォード監督とのコンビで活躍した西部劇スターの第一人者

1907.5.26-1979.6.11

画像: ジョン・フォード監督とのコンビで活躍した西部劇スターの第一人者

ハリウッドで西部劇の全盛期だった1930年代からジョン・フォード監督とのコンビなどでヒット作を連発し、マネーメイキングスターの常連となった。60年代からはガンと闘いながらも出演を続け、1969年の「勇気ある追跡」で念願のアカデミー主演男優賞受賞。

主な出演作品 :「 駅馬車」(1939)、「黄色いリボン」(1949)

第17位 クリストファー・リーヴ

スーパーマン役で人気を集め事故で半身不随後も活躍した

1952.9.25-2004.10.10

デビュー後間もなく「スーパーマン」でタイトルロールに抜擢され、一夜にしてトップスターの座に。他にも「ある日どこかで」「デストラップ/死の罠」などの秀作に主演した。95年に落馬事故を起こし首から下が不随になったが懸命なリハビリで復帰した。

主な出演作品 :「 スーパーマン」(1978)、「ある日どこかで」(1980)

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