今月のオススメ
ワンダヴィジョン
『アベンジャーズ/ エンドゲーム』後の世界を描くマーベル・スタジオ初のオリジナルドラマ
マーベル映画でおなじみの人造人間ヴィジョン(ポール・ベタニー)とワンダ・マキシモフ(エリザベス・オルセン)。なんと1950年代以降の米国を舞台に、2人の新婚生活を描くコメディー。
郊外の一軒家で暮らすヴィジョンとワンダだが、ワンダが魔法を使わないよう心配しているヴィジョン。一方、ヴィジョンは人間の顔で、サラリーマンとしてある会社で働く。彼らの間に赤ちゃんが生まれるなど、おかしな毎日を描く全9話のシリーズだ。
第1・2話、画面は白黒でスタンダードサイズ(縦横比は3対4)、そして観客の笑い声が入る、昔のコメディードラマのようなスタイルがユニーク。さらに第3話からはカラーになり、TVの歴史をなぞるかのよう。
しかし、現代を思わせる場面も少しだけあってミステリアス。3月まで毎週1エピソードずつ追加されるが、MCUの中の1本でもあるので急展開の可能性もあり、目が離せない。
注目ポイント
昔のドラマ風の本作。劇中に「アイアンマン」(2008)のスターク・インダストリーズのCMが流れるなど、遊び心がたっぷりだ。
ワンダヴィジョン
ディズニープラスにて配信中
この茫漠たる荒野で
トム・ハンクスが主演し、「ボーン・アルティメイタム」(2007)のポール・グリーングラスが監督した西部劇。1870年、町から町へ転々としている退役軍人ジェファーソン(ハンクス)は孤独な少女(ヘレナ・ゼンゲル)を新たな家族のもとへ送り届ける旅へ。
この茫漠たる荒野で
Netflixにて配信中
マルコム&マリー
ゼンデイヤが「TENET テネット」(2020)のジョン・デヴィッド・ワシントンと共演したラブロマンス。映画監督マルコム(ワシントン)と恋人モリー(ゼンデイヤ)の愛を描く。監督はゼンデイヤとTV「ユーフォリア/ EUPHORIA」(2019〜)で組んだサム・レヴィンソン。
マルコム&マリー
Netflixにて配信中
ペンギンが教えてくれたこと
ナオミ・ワッツがTV「ウォーキング・デッド」(2010〜)のアンドリュー・リンカーンと共演し、人気小説を映画化。旅行中の事故で下半身不随になった母親サム(ワッツ)は、傷ついた1羽の小鳥、カササギフエガラスの世話をするようになって再出発していく。
ペンギンが教えてくれたこと
Netflixにて配信中
時の面影
キャリー・マリガン、レイフ・ファインズ、リリー・ジェームズらが集結し、実話をモデルにした小説を映画化。第二次大戦直前の英国。未亡人エディス(マリガン)はある塚の発掘を考古学者ブラウン(ファインズ)に依頼。2人は歴史的発見をする。
時の面影
Netflixにて配信中
リバーデイル シーズン5
日本でも人気がある青春サスペンスの最新シーズン。小さな町リバーデイルで暮らす若者たち、アーチー(K・J・アパ)、ベティ(リリ・ラインハート)らに高校卒業の日が近づく一方、彼らに不気味なビデオが届くなど、新たな事件が発生していく。
リバーデイル シーズン5
Netflixにて配信中
スノーピアサー シーズン2
ポン・ジュノ監督の同名映画のドラマ版からシーズン2が到着。氷河期に突入し、人類の大半が死滅した未来。地球を周回し続ける列車スノーピアサーで人々は平等になったが、スノーピアサーは別の列車と衝突。2つの列車の乗客たちは対立するのか。
スノーピアサー シーズン2
Netflixにて配信中
スター・トレック:ローワー・デッキ
人気SF「スター・トレック」シリーズの最新作であるアニメ。2380年、宇宙艦隊スター・フリートで最も重要性が低いとされる宇宙船の1つ、U.S.S.セアリトス号のクルーたちはいずれも個性派。コミカルなムードがシリーズとしてはフレッシュ。
スター・トレック:ローワー・デッキ
Amazon Prime Videoにて配信中
星の王子ニューヨークへ行く 2
エディー・マーフィーが1988年に主演したコメディ「星の王子ニューヨークへ行く」の33年ぶりに作られた続編。アフリカの王国ザムンダで新国王になったアキーム(マーフィー)は、親友セミ(アーセニオ・ホール)と久しぶりにニューヨークを訪問。
星の王子ニューヨークへ行く2
2021年3月5日(金)〜Amazon Prime Videoにて配信