「ミナリ」のスティーヴン・ユァンがアジア系男優で初の主演男優賞候補に
今回の作品賞候補は8作品。話題の「ノマドランド」「Mank」「ミナリ」などが順調に選ばれた。また「ミナリ」からは主演男優賞にスティーヴン・ユァンが選ばれ、アジア系俳優としては初の快挙。監督賞部門にもクロエ・ジャオとエメラルド・フュネルの2人が選ばれたのも初。授賞式は4月25日(現地時間)に行なわれる予定。
以下は全部門の候補リスト。
第93回アカデミー賞ノミネーションリスト
●作品賞
『シカゴ7裁判』
『Mank/マンク』
『ノマドランド』
『ミナリ』
『Promising Young Woman』
『ファーザー』
『サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ』
『Judas and the Black Messiah』
●監督賞
トマス・ヴィンターベア(『Another Round』)
デヴィッド・フィンチャー(『Mank/マンク』)
クロエ・ジャオ(『ノマドランド』)
リー・アイザック・チャン(『ミナリ』)
エメラルド・フェネル(『Promising Young Woman』)
●主演男優賞
チャドウィック・ボーズマン(『マ・レイニーのブラックボトム』)
アンソニー・ホプキンス(『ファーザー』)
ゲイリー・オールドマン(『Mank/マンク』)
リズ・アーメッド(『サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ』)
スティーヴン・ユァン(『ミナリ』)
●主演女優賞
ヴィオラ・デーヴィス(『マ・レイニーのブラックボトム』)
フランシス・マクドーマンド(『ノマドランド』)
キャリー・マリガン(『Promising Young Woman』)
アンドラ・デイ(『The United States vs Billie Holiday』)
ヴァネッサ・カービー(『Pieces of a Woman』)
●助演男優賞
ダニエル・カルーヤ(『Judas and the Black Messiah』)
サシャ・バロン・コーエン(『シカゴ7裁判』)
レスリー・オドムJr.(『あの夜、マイアミで』)
ポール・レイシー(『サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ』)
ラキース・スタンフィールド(『Judas and the Black Messiah』)
●助演女優賞
ユン・ヨジョン(『ミナリ』)
アマンダ・サイフリッド(『Mank/マンク』)
グレン・クロース(『ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌』)
オリヴィア・コールマン(『ファーザー』)
マリア・バカロヴァ(『続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』)
●脚本賞
『Promising Young Woman』
『シカゴ7裁判』
『ミナリ』
『サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ』
『Judas and the Black Messiah』
●脚色賞
『ノマドランド』
『ファーザー』
『続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』
『あの夜、マイアミで』
『The White Tiger』
●国際長編映画賞
『Another Round』(デンマーク)
『Quo Vadis, Aida?』(ボスニア=ヘルツェゴビナ)
『Collective』(ルーマニア)
『皮膚を売った男』(チュニジア)
『少年の君』(香港)
●長編アニメーション賞
『ソウルフル・ワールド』
『ウルフウォーカー』
『2分の1の魔法』
『映画 ひつじのショーンUFOフィーバー!』
『フェイフェイと月の冒険』
●撮影賞
『Mank/マンク』
『ノマドランド』
『この茫漠たる荒野で』
『シカゴ7裁判』
『Judas and the Black Messiah』
●編集賞
『シカゴ7裁判』
『ノマドランド』
『ファーザー』
『サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ』
『Promising Young Woman』
●美術賞
『Mank/マンク』
『マ・レイニーのブラックボトム』
『この茫漠たる荒野で』
『TENET テネット』
『ファーザー』
●衣装デザイン賞
『Emma』
『ムーラン』
『マ・レイニーのブラックボトム』
『Mank/マンク』
『ピノキオ』
●メーキャップ&ヘアスタイリング賞
『Mank/マンク』
『マ・レイニーのブラックボトム』
『ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌』
『Emma』
『ピノキオ』
●オリジナル作曲賞
『ソウルフル・ワールド』
『Mank/マンク』
『ミナリ』
『この茫漠たる荒野で』
『ザ・ファイブ・ブラッズ』
●オリジナル歌曲賞
Speak Now 『あの夜、マイアミで』
Io Si 『The Life Ahead』
Fight for You 『Judas and the Black Messiah』
Hear My Voice 『シカゴ7裁判』
Husavik 『ユーロビジョン歌合戦~ファイア・サーガ物語』
●音響賞(今回から音響編集賞と録音賞が統合)
『Mank/マンク』
『ソウルフル・ワールド』
『この茫漠たる荒野で』
『サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ』
『グレイハウンド』
●視覚効果賞
『TENET テネット』
『ミッドナイト・スカイ』
『ムーラン』
『ゴリラのアイヴァン』
『Love and Monsters』
●長編ドキュメンタリー映画賞
『Time』
『Collective』
『The Mole Agent』
『オクトパスの神秘;海の賢者は語る』
『Crip Camp』
●短編ドキュメンタリー映画賞
『Colette』
『A Love Song for Latasha』
『Hunger Ward』
『Do Not Split』
『A Concert Is a Conversation』
●短編実写映画賞
『Feeling Through』
『White Eye』
『The Letter Room』
『The Present』
『Two Distant Strangers』
●短編アニメーション映画賞
『愛してるって言っておくね』
『Burrow』
『Opera』
『Yes People』
『Genius Loci』