ヴァイオレット/『ウルトラヴァイオレット』(2006)
キレのよい最強の殺し屋
“バイオ〜”シリーズでアクション・ヒロインの座を確立したミラが、同シリーズの合間に挑んだ本格SFアクション。新種ウイルスで寿命は縮まるものの桁外れの知能と運動能力を身に着けた感染者=ファージがパージされる世界で、ファージ最強の殺し屋ヴァイオレットが大暴れ。
彼女が演じたヴァイオレットが東洋のマーシャルアーツと新体操の動きを取り入れた新たなアクションが考案されたため、この作品のための特殊トレーニングが1年間かかったとか。
ケイト/『サバイバー』(2015)
たった1人でテロリストと戦う
しばらくアクション・ヒロイン役から遠ざかっていたミラが、ファンタジーではないフィクションストーリーで、アクション・ヒロインを務めた一作。
悪名高いテロリストの標的となり、テロの片棒を担いだという濡れ衣を着せられたアメリカの外交官ケイトを演じている。次なるテロの阻止と名誉を取り戻すために孤軍奮闘……って、なんだか『24 TWNTY FOUR』のジャック・バウワーっぽさも。
ブルース/『ザ・ルーキーズ』(2019)
マッチョでクールな女性捜査官
これはノーマーク、という人も多いのでは? というのも、この作品、中国・ハンガリー合作で日中韓のほか数カ国でしか公開されなかった珍作。ミラは、生物兵器を持つテロリストを阻止しようとする組織の指揮官ブルースを演じている。
ハンガリー・ブダペストロケで、中華系の捜査官らとともにミラがミッションに挑むという、ザ・ダイバーシティな物語。日本でも劇場公開は特集上映の一部としてのみだったので、未見の人は配信やDVDなどでぜひ。
2021年『モンスターハンター』アルテミス
軍のブートキャンプで仕上げてきた!
最新作は、カプコンの同名ヒットゲーム&P・W・S・アンダーソン監督&ミラという、『バイオハザード』シリーズの座組再び。
「ひと狩りしようぜ?」で誘われること多々のあのゲームを、モンスター世界のハンターと特殊部隊隊長のアルテミスの戦いに置き換えた。
世界を救うというより、人間界に戻るのが目的というストーリーだけど、最後まで観ると「もしやこれは……」という続きを期待する展開に。ちなみにミラはこの作品のために、軍のブートキャンプに参加した。
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