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「ウォールフラワー」(2012)
スクールカースト最下層の生活が友人との出会いで一変
監督:スティーヴン・チョボウスキー
出演:ローガン・ラーマン、エマ・ワトソン、エズラ・ミラー
あらすじ
高校入学時から周囲と馴染めず壁の花のような生活を送っていたチャーリーは、陽気で破天荒なパトリックとサムの兄妹と出会う。友情と恋を知り、ようやく青春を謳歌し始めたチャーリーだったが…。
サム(エマ)とパトリック(エズラ)との出会いによって、それまでの生活が一変したチャーリー(ローガン)。やはり人を変えるのは、結局人との出会いなんだな…と、当たり前過ぎることを思い出しました。
彼らの抱える問題や心の隙間を目のあたりにしたとき、自分もチャーリーのようにそっと寄り添える人間でありたい、そう思います。支え合える友人を持てるよう、まずは自分から心を開いて!
「ワンダー 君は太陽」(2017)
どう生まれるかは選べなくてもどう生きるかは選べる
監督:スティーヴン・チョボウスキー
出演:ジェイコブ・トレンブレイ、ジュリア・ロバーツ、オーウェン・ウィルソン
あらすじ
遺伝子の疾患で生まれつき人と違った顔をもつオギー。中等部進学を機に学校に通い始めた彼は、初めて同年代の子供たちと出会う。周囲の人々も、彼と接するうちに徐々に変化していく。
監督は『ウォールフラワー』と同様のスティーヴン・チョボウスキー。人と違った顔をもつ少年オギー(ジェイコブ)はもちろん、もっと自分も見てもらいたいと思ってしまう姉や、クラスの男子グループとオギーとの間で揺れ動くジャックなど、周りの子供たちの心情も丁寧に描かれています。
どう生まれるかは選べないけど、どう生きるかは選べる。そんな当たり前のことに気付かされるはず。
「ピッチ・パーフェクト」(2012)
大切なのはお互いの凸凹な個性を尊重しあうこと
監督:ジェイソン・ムーア
出演:アナ・ケンドリック、レベル・ウィルソン、スカイラー・アスティン
あらすじ
音楽プロデューサー志望のベッカ(アナ)は、ある日大学のアカペラサークル“べラーズ”にスカウトされ、半ば強引に入部させられる。個性豊かなメンバーたちとも次第に打ち解け、目指すは全国大会優勝!
記念すべき『ピッチ・パーフェクト』シリーズの第一作。緊張すると吐きがちなキャプテンや、レベル・ウィルソンがブレイクするきっかけとなった名物キャラ・ファットエイミーなど、個性(ってか癖?)強めなべラーズのメンバーたち。
あるべき型を押し付けるのでなく凸凹な個性を尊重することで、彼女たちは結束を強めていきます。あるがままを一旦受け入れてあげることが重要!
「ハリー・ポッターと賢者の石」(2001)
魔法学校に待っていたのは“人生の友”たち
監督:クリス・コロンバス
出演:ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン
あらすじ
11歳の誕生日に、自分は魔法使いだと知らされたハリー・ポッター(ダニエル)。ホグワーツ魔法魔術学校に入学し、新たな仲間と出会うが、そこには宿敵ヴォルデモートの罠が潜んでいた。
10年にわたって全8作品が上映され、今なお世界中から愛されるハリポタシリーズ。ここはやはり全ての始まりである『賢者の石』をチョイス!
ダイアゴン横丁でのお買い物やホグワーツでのご馳走、クィディッチなど、え、どこをとっても見どころしかなくないですか…(混乱)? ロン(ルパート)やハーマイオニー(エマ)のような人生の友に出会えるよう、期待に胸を膨らませて各自予習に励むべし!
「エブリバディ・ウォンツ・サム!!世界はボクらの手の中に」(2016)
新学期が始まるまでの野球部寮での3日間
監督:リチャード・リンクレイター
出演:ブレイク・ジェナー、ゾーイ・ドゥイッチ、グレン・パウエル
あらすじ
1980年。南東テキサス州立大学の入学を控えたジェイクは、野球部の寮に入る。個性豊かなチームメイトたちと野球・女の子・パーティ三昧の数日間を過ごし、新たな出会いと成長、恋を経験する。
高校生たちの一夜を描いた『バッド・チューニング』や、実際に主人公の男の子が6~18歳になるまで12年かけて撮影された『6才のボクが、大人になるまで。』。
リンクレイター監督はいつだって学生たち“終わりと始まりの瞬間”を描き続けています。本作のジェイク(ブレイク)も、これからの大学生活に胸躍らせているなかのひとり。ワクワクも少しの不安もまるごと全部、楽しんで!!!
「Girl /ガール」(2018)
トランスジェンダーの少女が夢のためバレエ学校へ
監督:ルーカス・ドン
出演:ヴィクトール・ポルスター、アリエ・ワルトアルテ、オリヴァー・ボダル
あらすじ
バレリーナを夢見るトランスジェンダーのララ。バレエの名門校に入学した彼女は毎日血の滲むような練習に励むが、思春期の身体の変化に戸惑い、次第に心身ともに追い詰められてゆく。
ただでさえ変化が激しい思春期の身体で治療に耐えながら、バレエ学校に入学し、文字通り血の滲むような努力を続けるララ(ヴィクトール)。家族のなかでは母親の代りも務めるしっかりものです。
彼女のストイックさは尊敬に値するけど、学校でも仕事でも、家族や周りの人に心配かけるほど自分を追い込むのはNG ! 心身の健康が何より大事!先輩社会人はそう思いました(個人的解釈)。
「マダム・イン・ニューヨーク」(2012)
「学ぶのに遅すぎることはない」と教えてくれる
監督:ガウリ・シンデー
出演:シュリデヴィ、アディル・フセイン、メーディ・ネブー
あらすじ
家族のなかで一人だけ、英語が喋れないシャシ。姪の結婚式の手伝いでニューヨークへ渡り、偶然見つけた語学学校への入学を決意する。国際色豊かなクラスメイトたちと卒業を目指すが…⁉
何かを学ぶのに遅いなんてことはない!そうエンパワメントされるのがこの一本。古き良きインドのお母さんだったシャシ(シュリデヴィ)が、少しずつ言葉を手に入れていく姿に勇気づけられます。
ちなみに主演のシュリデヴィはタミル語、テルグ語、ヒンディー語などを話すマルチリンガルで、男性スターの力を借りずにヒットを生める数少ない国民的女優だったそう。早すぎる死が悔やまれます…。
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