1986年の出会いから2020年初のコラボへ
ともにニューヨークを拠点に活動してきた二人の出会いは「よく覚えていない」ものの、「互いに憧れの存在だった」という。
スパイクは「初期のアルバムからのファンだった」そう。一方、デイヴィッドは「『シーズ・ガッタ・ハヴ・イット』が私にとって大きなインスピレーションになりました」とのこと。
それから数年後、デイヴィッドはスパイクの『ドゥ・ザ・ライト・シング』のプレミアに招待され「これが‟今”だ、と思った。この映画はこの時代そのものだと。私たちは何度もすれ違っていますが、今回の『アメリカン・ユートピア』を映像化することを考えた時に、スパイクに連絡を取ることは決して突飛なことではなかったんだ」と80 年代のニューヨークでの出会いから長い時間を経て、今回初のコラボレーションに至るまでを語っている。
『アメリカン・ユートピア』の映像化を打診され、デイヴィッドに招かれてショーを見たスパイクは「ステージ上で脳みそを持つあなたをみて『なんだこれ!?』と思ったよ(笑)そしてミュージシャンたちがステージに上がってくるのを見た。振り付けがすごい!参加したいと思った」と初見の衝撃を語っている。
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アメリカン・ユートピア
5月7日(金)より公開
監督:スパイク・リー 製作:デイヴィッド・バーン、スパイク・リー
出演ミュージシャン:デイヴィッド・バーン、ジャクリーン・アセヴェド、グスタヴォ・ディ・ダルヴァ、ダニエル・フリードマン、クリス・ジャルモ、ティム・ケイパー、テンダイ・クンバ、カール・マンスフィールド、マウロ・レフォスコ、ステファン・サンフアン、アンジー・スワン、ボビー・ウーテン・3世
配給:パルコ