2021年4月16日(金)公開
AVA/エヴァ
組織に立ち向かう美しき反逆の暗殺者をジェシカ・チャステインが熱演
『ニキータ』(1990)『キル・ビル』(2003)『ハンナ』(2011)『悪女/AKUJO』(2017)……数々の名作を生んできた“女性暗殺者映画”の系譜に新たな一作が加わる。たった一人で組織に挑む反逆の暗殺者の孤独な戦いを描く『AVA/エヴァ』だ。
圧倒的な戦闘能力で任務を完璧に遂行してきた美しき暗殺者エヴァ。組織の命令に従ってきた彼女が、標的を殺す理由に疑問を抱き始め、やがて反旗を翻していく。自分の存在意義を求める孤独な女性暗殺者のエモーショナルな物語が、裏社会で繰り広げられる壮絶な死闘ととともに描かれていく。
主演を務めるのは『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』(2011)『ゼロ・ダーク・サーティ』(2012)で二度アカデミー賞にノミネートされた実力派女優ジェシカ・チャステイン。処刑人としての冷酷非道さと人間的な弱さという二面性が共存する暗殺者の複雑な心情を熱演する。『RED /レッド』(2010)のジョン・マルコヴィッチ、『ダンボ』(2019)のコリン・ファレル、『ハンターキラー潜航せよ』(2018)のコモンら脇を固めるのも豪華キャストたちだ。
メガホンを取ったのは『ヘルプ〜心がつなぐストーリー〜』でもジェシカと組んだテイト・テイラー監督。これまで人間ドラマで高い評価を集めてきた俊才が、アクション映画に犯罪スリラーや家族ドラマなど様々な要素を融合させ、観る者を物語へ引き込んでいく。
ストーリー
組織に命じられるまま完璧に任務をこなしてきた美しき暗殺者エヴァ(ジェシカ)は常に「なぜ標的たちは殺されるのだろうか」と自問自答を繰り返していた。
極秘の潜入任務中、重大な情報の誤りで窮地に陥ったエヴァは、関係者の中に自分を陥れようとしている存在がいることを疑い、組織への不信感を募らせていく。
そんなエヴァに、組織の危険分子となった彼女を始末しようする最強の殺し屋サイモン(ファレル)の魔の手が迫る。
登場キャラクター
美しき暗殺者 エヴァ(ジェシカ・チャステイン)
“悪いことをした人間”に裁きを下す暗殺者。元軍人で、高い戦闘能力を誇り、変装を駆使した潜入任務も得意とする。父を憎み、家族とは複雑な関係。自分の任務に疑問を感じ組織に反旗を翻す。
デューク(ジョン・マルコヴィッチ)
エヴァを組織に勧誘したボス。自らも戦闘のエキスパート。エヴァにとっては父親のような存在。
サイモン(コリン・ファレル)
組織にとって邪魔な存在になったエヴァを抹消しようとする最強の殺し屋。デュークの一番弟子。
AVA/エヴァ
2021年4月16日(金)公開
アメリカ/2021/1時間37分
配給:クロックワークス
監督:テイト・テイラー
出演:ジェシカ・チャステイン、コリン・ファレル、コモン、ジョン・マルコヴィッチ
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