欧州最悪の悲劇「スレブレニツァ・ジェノサイド」の衝撃的な全貌
ボスニア・ヘルツェゴヴィナ紛争末期の1995年7月に起きた戦後最悪のジェノサイド(=集団虐殺)とされる「スレブレニツァの虐殺」で、いったい何が起きたのか――?
『アイダよ、何処へ?』は、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ東部のスレブレニツァで、約 8000 人のイスラム教徒が虐殺された惨劇から 25 年という節目に、国連平和維持軍で通訳として働く女性アイダが、必死に家族を守ろうとする姿を通して、その真実を描く衝撃のドラマ。
監督は、31歳の時に発表した長編デビュー作『サラエボの花』が 2006 年ベルリン国際映画祭の金熊賞を受賞し世界に注目されたヤスミラ・ジュバニッチ監督。以降、『サラエボ、希望の街角』などをはじめ、一貫して故郷ボスニア・ヘルツェゴヴィナの悲劇、1992年から 95 年のボスニア紛争の傷跡を描き続けている。
本年のベルリン国際映画祭では審査員も務め、ヨーロッパを代表する気鋭の女性監督。最新作の『アイダよ、何処へ?』が、オスカー初ノミネートを果たした。
「圧倒された。稀に見る傑作!」
2020 年ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門正式出品、2021 年 BAFTA 英国アカデミー賞監督賞・非英語作品賞に W ノミネート、2020 年ロッテルダム国際映画祭観客賞受賞、2021 年インディペンデント・スピリット・アワード国際映画部門ノミネート、2021 年ヨーテボリ映画祭最優秀外国語映画賞受賞の他、国際映画祭・賞レースで多数受賞を重ね、第 74 回アカデミー賞外国語映画賞受賞作『ノー・マンズ・ランド』(ダニス・タノヴィッチ監督作)以来 19 年ぶりにボスニア・ヘルツェゴヴィナ映画として、アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされた。映画監督のマイク・リーは「圧倒された。稀に見る傑作!」と絶賛コメントを寄せている。
ヴェネチア国際映画祭では無冠だったがオスカー候補への追い上げで注目されている 。辛口映画批評サ イ トRottenTomatoesで異例の高評価を得ている話題作。アカデミー賞発表に注目だ。
アイダよ、何処へ?
2021 年 9/17(金)より Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、他 全国順次公開
配給:アルバトロス・フィルム
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