コロナ禍で公開が延期されていた海外作品も、この初夏から続々と日本上陸予定。待ちに待ったハリウッド超大作の数々がついに劇場に戻ってきます。5月後半から今年中に公開を予定している2021年の話題作を一気に発表!今回は、秋に公開する作品に注目です!

2021年9月3日(金)公開
アナザーラウンド

マッツ・ミケルセンが酔っ払いの高校教師に!

画像: マッツ・ミケルセンが酔っ払いの高校教師に!

『ファンタスティック・ビースト』シリーズに加入することも決まっている“北欧の至宝”マッツ・ミケルセンが主演を務め、本年度アカデミー賞国際長編映画賞に輝いた話題作。

冴えない高校教師とその同僚3人が「血中アルコール濃度を一定に保つと仕事の効率が良くなり想像力がみなぎる」という理論を証明するため、朝から酒を飲み続ける前代未聞の実験に取り組む。『偽りなき者』のトマス・ヴィンターベア監督とマッツの再タッグが実現。

『アナザーラウンド』チェックポイント:監督のスピーチに世界中が涙

画像: 本作でオスカーを獲得したトマス・ヴィンターベア監督

本作でオスカーを獲得したトマス・ヴィンターベア監督

本作の撮影4日目に、出演予定だった監督の娘イダさんが事故で亡くなるという悲劇が。アカデミー賞国際長編映画賞を受賞した監督は壇上で「人生を祝福する映画を作りたかった。イダ、奇跡が起きたよ」と涙のスピーチ。

監督:トマス・ヴィンターベア
出演:マッツ・ミケルセン、トマス・ボー・ラーセン、マグナス・ミラン、ラース・ランゼ
配給:クロックワークス
©2020 Zentropa Entertainments3 ApS, Zentropa Sweden AB, Topkapi Films B.V. & Zentropa Netherlands B.V.

2021年9月3日(金)公開
シャン・チー/テン・リングスの伝説

マーベルから武術の達人ヒーローが誕生

画像: マーベルから武術の達人ヒーローが誕生

『アベンジャーズ』のマーベル・スタジオから新ヒーロー“シャン・チー”の物語が始動。ホテルの駐車係として働いていたシャン・チーがある出来事をきっかけに世界を脅かす恐ろしい計画に巻き込まれ、武術の達人ヒーローとして目覚めていく。

シャン・チー役にシム・リウ、その父親役にトニー・レオン、さらにオークワフィナらアジアの名優が集結。『黒い司法 0%からの奇跡』(2019)で高い評価を得たデスティン・ダニエル・クレットンが監督。

『シャン・チー/テン・リングスの伝説』チェックポイント:
テン・リングスの伏線がついに回収か

画像: 写真左からケヴィン・ファイギ、クレットン監督、主演のシム・リウ

写真左からケヴィン・ファイギ、クレットン監督、主演のシム・リウ

題名の"テン・リングス"とは『アイアンマン』シリーズに登場した犯罪組織の名称。その“偽物”リーダーも登場したことがあるが、今後のMCU作品で“本物”が出てくることをマーベル社長ケヴィン・ファイギが予告している。

監督:デスティン・ダニエル・クレットン
出演:シム・リウ、トニー・レオン、オークワフィナ、ミシェル・ヨー
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©Marvel Studios 2021

2021年秋公開
DUNE/デューン 砂の惑星

伝説のSF小説の映画化に現代の名匠が挑む

画像: 伝説のSF小説の映画化に現代の名匠が挑む

『ブレードランナー2049』(2017)『メッセージ』(2016)などで絶賛され、新時代の名匠として注目されるドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の最新作は、次の『スター・ウォーズ』ともいわれる壮大なるSFアドベンチャー。

『風の谷のナウシカ』などにも影響を与えたとされる伝説の小説「デューン/砂の惑星」を原作に、巨大な陰謀に巻き込まれた王子の冒険を体感型の超映像とともに描く。主演ティモシー・シャラメを中心に全員主役級のオールスターキャストが集結。

『DUNE/デューン 砂の惑星』チェックポイント:
“変革期”の今こそ必要な作品

画像: 現代の名匠ドゥニ・ヴィルヌーヴがメガホンを取る

現代の名匠ドゥニ・ヴィルヌーヴがメガホンを取る

原作「デューン/砂の惑星」は今から半世紀以上前に発表された小説で、映像化作品も多い。監督は今この作品を作る意義について「本作のテーマは適応能力。世の中が変革に向かう今こそ重要な作品なんだ」と語っている。

監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
出演:ティモシー・シャラメ、レベッカ・ファーガソン、オスカー・アイザック、ジョシュ・ブローリン
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2020 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved

2021年9月公開
ミナマタ(原題)

ジョニー・デップ最新作は水俣病をめぐる物語

画像: ジョニー・デップ最新作は水俣病をめぐる物語

日本における“四大公害病”のひとつ、水俣病を世界に知らしめた写真家ユージン・スミス。彼の遺作となった写真集を基に、ジョニー・デップ製作・主演で映画化。

傷ついた写真家が、再びカメラを手に取り、闘いに身を投じていくその生き様をドラマチックに描く。日本から真田広之、國村隼、美波、加瀬亮、浅野忠信、岩瀬晶子など実力派キャストが集結。

監督:アンドリュー・レヴィタス
出演:ジョニー・デップ、真田広之
配給:ロングライド、アルバトロス・フィルム
© 2020 MINAMATA FILM, LLC
© Larry Horricks

2021年10月公開
ザ・モーリタニアン(原題)

弁護士役ジョディ・フォスターがゴールデングローブ賞を受賞

画像: 弁護士役ジョディ・フォスターがゴールデングローブ賞を受賞

アメリカ同時多発テロに関与した容疑で逮捕され、無実の罪でグアンタナモ米軍基地収容所に投獄をされたモーリタニア人の手記『グアンタナモ収容所 地獄からの手記』を基に、収容所の実態と衝撃的な裁判の行方を描く法廷スリラー。

本年度ゴールデングローブ賞にて2部門でノミネートされ、敏腕弁護士役のジョディ・フォスターが助演女優賞を受賞。

監督:ケヴィン・マクドナルド
出演:ジョディ・フォスター、ベネディクト・カンバ―バッチ
配給:キノフィルムズ
MOTION PICTURE ARTWORK© 2020 EROS INTERNATIONAL, PLC. ALL RIGHTS RESERVED.

Photo by Chris Pizzello-Pool/Getty Images
Photo by Alberto E. Rodriguez/Getty Images for Disney, Kevin Winter/Getty Images

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