世界中を震撼させた大ヒット作『クワイエット・プレイス』(2018)の第2弾『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』が2021年6月18日(金)に公開されます!気になる本作の見どころと登場人物についてご紹介。前作に引き続き監督を務めたジョン・クラシンスキー監督のインタビューもあわせてお届けします。(文・米崎明宏/デジタル編集・スクリーン編集部)

前作『クワイエット・プレイス』(2018)をプレイバック

画像: 大ヒット恐怖映画第2弾『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』6/18来襲!!

音に反応して人々を襲い殺害する“何か”によって荒廃した世界で、僅かに生き残った人々は音を立てないようにして暮らしていた。アボット一家も末っ子を失いながら、田舎の農場でひっそり生活していたが、出産を控えた母エヴリンが家に一人残された時、恐るべき“何か”が家に侵入してくる……

イントロダクション

音を立てれば“超”即死!逃げ延びた一家にさらなる恐怖が接近する!

画像: 音を立てれば“超”即死!逃げ延びた一家にさらなる恐怖が接近する!

「音を立てたら、即死」というキャッチコピーで全米のみならず日本でもヒットを記録したサバイバル・ホラーの待望の続編。前作で“音に反応する何か”と対峙したアボット・ファミリーがスケールアップした世界で新たな生存者と出会い、どのように生き抜いてくかが描かれる。

監督は前作と同じくジョン・クラシンスキー(兼共同脚本)。出演も監督の公私ともに渡るパートナーであるエミリー・ブラントはじめ、ミリセント・シモンズ、ノア・ジュプ が続投。新たに『ダンケルク』(2017)のキリアン・マーフィ、『グラディエーター』(2000)のジャイモン・フンスーが参加する。

チェックポイントはこの4つ!

ポイント1:『DAY1』に何が起きたのか

画像: ポイント1:『DAY1』に何が起きたのか

本作は、“音に反応する何か”が地球上に現われた『DAY1』からスタートする。幸福な日を過ごしていたアボット家の前で次々隣人が殺されていく虐殺シーンは、まだ誰もが『音を立ててはいけない』というルールを知らないため阿鼻叫喚のパニックに!

ポイント2:母子が出会った意外な人物の正体は

画像: ポイント2:母子が出会った意外な人物の正体は

音をたてないようにして“何か”から逃れる旅を続けるアボット親子だが、ある日“何か”に襲われてしまうピンチに。その時彼らの前に現われた一人の生存者。世捨て人のように生きるこのエメットは、親子にとって味方なのか?それとも……

チェック3:子供たちにも危険が迫る!

画像: チェック3:子供たちにも危険が迫る!

1作目から成長した子供たちも活躍。長女リーガンは難聴のハンデに臆することなく、恐るべき“何か”に一人で立ち向かう勇敢な行為も。長男マーカスは母親の留守中に侵入してきた“何か”から生まれたばかりの弟を守ろうとするが……

ポイント4:他にも生存者が! そして“何か”の弱点とは

画像: ポイント4:他にも生存者が! そして“何か”の弱点とは

リーガンとエメットはエヴリンたちと別行動の際に、彼らの他に生存している人たちがいることを知る。しかも彼らは“何か”の知られざる弱点によって思わぬ場所で暮らしていた。彼らはリーガンたちを受け入れてくれるのか?

登場人物

画像1: 登場人物

画像右から

エヴリン(エミリー・ブラント)
夫リーを失いながら、3人の子供たちと音を立ててはならない世界で生き延びる道を模索する意志の強い女性。

リーガン(ミリセント・シモンズ)
エヴリンの長女。聴覚に障害を持つ。かつては幼い次男が命を落としたことで自責の念にかられていたが……

マーカス(ノア・ジュプ)
エヴリンの長男。父リー亡き後、ぐんと成長し、母親や生まれたての弟を守ろうとする勇気も見せる。

エメット(キリアン・マーフィ)エヴリンたちが道中出会う人物だが、実はかつてアボット一家と知り合いだった。心に傷を持つ彼は敵か味方か?

画像2: 登場人物

エメット(キリアン・マーフィ)
エヴリンたちが道中出会う人物だが、実はかつてアボット一家と知り合いだった。心に傷を持つ彼は敵か味方か?

画像3: 登場人物

謎の生存者(ジャイモン・フンスー)※画像奥
エヴリンたちが思いもよらなかった場所で生存していた謎の人物。“音に反応する何か”の弱点を知っている?

ジョン・クラシンスキー監督 インタビュー

最初は続編を作ろうなんて思っていなかったんだ

photo by Getty Images

── 続編の製作には、最初乗り気でなかったとか。

「そうなんだ。観客に単純にお金のために続きを作っていると思われたくなかったし。ただ1作目の続きについて小さなアイデアを持っていたので、自分で脚本を書いて監督をすることにした。

いつも考えていたのは“音に反応する何か”が最初に人類の前に現われた日に何が起きたのか、というバックストーリー。もう一つはこの世界で生存している他の人々は、どうやってサバイブしているかということだった」

── 本作でアボット家の人々はどう変化しているのですか。

「エミリー(ブラント)の演じる母親は、子供たちに生き残ること以上の何かを与えたいと思っていたんだけど、夫を失ったことで以前よりこの事態に怯えているかもしれない。

逆に長女は自分が父親に愛されていたことを知って、とても勇敢な行動を取る。長男も男の子から、恐れ知らずの若者に成長していくんだ」

── 新たなキャラクターも登場しますね。

「キリアン(マーフィ)が演じる男は家族の愛やサポートがない世界で生き残ってきたせいか道徳的に曖昧なキャラなんだ。彼がアボット家の人々と出会っても彼らと共生したいのか、謎が残るところが重要なんだ。

ジャイモン(フンスー)はこの世界で上手く生き残った男だが、どうやって生きてきたか観客に考えてもらわないといけないんだ」

── エミリーに仕事の相談をするのですか。

「僕はすべてを彼女に見てもらう。彼女はとても頭が良くて最高のコラボレーターだよ」

クワイエット・プレイス 破られた沈黙
2021年6月18日(金)公開

アメリカ/2021/1時間37分/東宝東和
監督:ジョン・クラシンスキー
出演:エミリー・ブラント、ミリセント・シモンズ、ノア・ジュプ、キリアン・マーフィ、ジャイモン・フンスー
© 2021 Paramount Pictures. All rights reserved.

ストーリー

人類の前に“音を立てると襲ってくる‘何か’”が現われ、人間の文明社会が崩壊した世界で、エヴリン(エミリー)は最愛の夫リー(クラシンスキー)と住む家を失い、長女リーガン(ミリセント)と長男マーカス(ジュプ)、そして生まれたばかりの赤ん坊を連れ、ノイズと危険が溢れる外界で新たな避難場所を探し求めていた。

そんな時、エヴリンらは突然“何か”の襲撃に遭い、廃工場に逃げ込む。するとそこで一家は謎めいた生存者エメット(マーフィ)と出会う。彼と出会ったことからエヴリンたちは“何か”に関する新たな脅威を知り、予想もしなかった事態に突き進んでいくことになる。果たして彼らは死と隣り合わせの中で、サバイブすることができるのか……?

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