東宝全面監修のもと撮影されたWEB動画「ゴジラ・青き日の衝撃」
特撮WEB動画「ゴジラ・青き日の衝撃」は、外国映画の映像革命に影響を受けた日本の映画スタッフ達が、新しい表現を模索する中で生まれた日本発の映像技術「特撮」と、今や世界中から評価される映画『ゴジラ』誕生の裏側を描いたもの。2021年5月28日に公開されて2週間で約230万回も再生されている(2021年6月12日現在)。
本動画は、1954年に公開されたシリーズ第1作「ゴジラ」でも撮影で使用された東宝スタジオにて、東宝㈱全面監修のもとに撮影された特撮作品。
1954年に公開された映画『ゴジラ』で使用されていたスーツをベースに、東宝が制作した初代ゴジラスーツを用いて撮影されており、ゴジラが登場するシーンで映り込むミニチュアビルは、ゴジラシリーズの撮影で実際に使用されたミニチュアビル60棟を用いている。カメラに収まることのない細部まで作り込まれており、ビルの合間にある道路を走る車まで再現。
ミニチュアビルがドミノ倒しのように倒れていくシーンでは、火薬シリンダーをそれぞれのミニチュアビルの束に仕掛け、スイッチで制御することで、順番に倒れていく映像を作り上げたとのこと。東宝ゴジラチーム完全監修のもと、ゴジラスーツ、セット、撮影手法までこだわりぬいて撮影された作品となっている。
撮影スタッフのコメントも到着
〇監督・本郷伸明さん コメント
「本物を撮ること」
嘘がない本物を撮ることにこだわりました。ゴジラもゴジラセットも本物ですし、ドミノも本当に倒しました。まさに「本物」をテーマに撮影しました。
たくさんのスタッフが1つ1つ立てたドミノと特撮。2つとも人間の手で一生懸命作り上げられたもので、そこをしっかりと見せたいと思っていました。ゴジラとドミノのストーリーを2つ同時並行で見せる、というのが今回一番苦労した点です。CGとは違い、特撮は人のぬくもりがこもった実物のセットを使っているため、本物のリアリティーが出るというのが一番の魅力だと思います。
〇特殊美術・杦山弘平さん コメント
「初代ゴジラを正面から俯瞰した映像はそれ自体が意外と珍しい」
初代ゴジラを正面から俯瞰した映像はそれ自体が意外と珍しく、さらに頭上に向かって白熱光を吐くのも恐らく初だと思います。またキャメラが回り込んでいく途中の、崩れるビル街の向こうにゴジラらしきシルエットが見え隠れする部分は過去の映画でも記憶になく、これは今回のWEB動画ならではと、新鮮な驚きをもってモニターを見ました。
〇ドミノ監修・中田実さん コメント
「ミリ単位での微調整」
通常サイズのドミノでは、僅かな振動や風、床面の傾きで倒れてしまう為、今回は大き目の積み木サイズを特別オーダーして対応しました。但しドミノが大きい為、本や小物入れなど装飾美術セットで作られた階段上の部分は、スペースが無い為上手く倒れ登るようにする配置には試行錯誤の連続でした。そして最も大変なのは「青き日の衝撃」を下から上へ同じタイミングで一気に倒す事。その為、スタートからの導入本線ラインは「ミリ単位」での微調整となりました。
〇ゴジラスーツアクター・齋藤謙也さん コメント
「ゴジラの顔を真上に向けるために倒れるギリギリまで体を倒した」
今回の撮影では、最後にカメラがクレーンで俯瞰に入る所が1番苦労しました。ゴジラの顔を真上に向けるために倒れるギリギリまで体を倒すのが大変でした。特撮の現場では、セットのミニチュアの作り込みや、仕掛けにいつも感動します。今回、ビルが倒れるのも面白かったです。
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