恋愛映画にはロマンチックな会話やプロポーズの台詞(時には別れの言葉も?)がいっぱい! 自分も誰かに言われてみたい、言ってみたい、と思わせるような、シチュエーションを変えても使えそうなムードある愛の名セリフをそろえてみました。(解説・米崎明宏/作品解説・松坂克己/デジタル編集・スクリーン編集部)

“愛とは自分より相手を想うこと。そして相手が自分の一部になること”

『スターマン/愛・宇宙はるかに』(1984)ジェニー

画像: 『スターマン/愛・宇宙はるかに』(1984)ジェニー

未亡人となったジェニーの元に宇宙人が訪れる。地球からのメッセージに応え友好のために来たのだ。亡き夫スコットそっくりの姿になった彼とジェニーは母船とのランデブー地点へ向かう。監督はジョン・カーペンター。

宇宙から来た男スターマンと地球人女性ジェニーは成り行きで行動を共にすることに。地球のことを何も知らないスターマンだが、ジェニーと過ごすうちに不思議な感情が芽生えていく。戸惑うスターマンにジェニーがその感情を説明する時の台詞。

“他人がどう思うかは関係ない。誰を愛するかは私が決める。私の人生よ”

『おとなの恋の測り方』(2016)ディアーヌ

画像: 『おとなの恋の測り方』(2016)ディアーヌ

夫と離婚して3年のやり手弁護士ディアーヌ。ある日、彼女がレストランに忘れた携帯電話を拾ったと知的な男から電話が入り、二人は会うことに。しかしその男アレクサンドルはディアーヌよりはるかに身長が低かった。

弁護士のディアーヌが出会ったのは優しく知的なアレクサンドル。ただ世間体を意識するディアーヌは低身長の彼との交際をオープンにできない。でもそんなことは自分の幸せとは何の関係もないことに気づいた彼女はこう悟る。

(C)2016 VVZ PRODUCTION-GAUMONT-M6 FILMS

“私ほどあなたに尽くし、あなたを信頼し、あなたを愛する人はぜったい見つからないわ”

『追憶』(1973)ケイティ

画像: 『追憶』(1973)ケイティ

1937年に大学で出会ったケイティ(バーブラ・ストライサンド)とハベル(ロバート・レッドフォード)の、その後の約20年にも渡る愛の変遷を激動の時代を背景に綴った大河恋愛ドラマ。監督はシドニー・ポラック。

何事にも頑張り屋の女性ケイティに、「君はいつも頑張りすぎでリラックスできる余裕がない」と別れを切り出したハベル。それでも別れたくないケイティはこんな言葉でハベルを引き留めようとする。

FilmPublicityArchive/United Archives via Getty Images

“あなたがどこにいて誰と何をしようとも私はいつだって、正直に本当に心からあなたを愛している”

『あと1センチの恋』(2014)ロージー

画像: 『あと1センチの恋』(2014)ロージー

イギリスの田舎町に住むロージーとアレックスは幼馴染で友達以上、恋人未満。二人でアメリカの大学に行くのが夢だったが、ロージーの妊娠で別離。だがその後も二人は運命に翻弄され近づいたり離れたりを繰り返す。

幼なじみ時代から両想いなのに、微妙なズレで結ばれないロージーとアレックス。そんな彼の別の女性との結婚式に出席した傷心のロージーは、お祝いスピーチでついこんな愛のこもった本音を披露して、「…兄とか友人のように」と取り繕う。

©2014 Constantin Film Produktion Gmbh

“幸福な恋をしている女はスフレを焦がす。不幸な恋をしている女はオーブンのスイッチを入れ忘れる” “ そうなの。私は忘れようとしているの”

『麗しのサブリナ』(1954)セント・フォンタネル男爵とサブリナ

大富豪ララビー家に仕える運転手の娘サブリナ(オードリー・ヘプバーン)は一家の次男に失恋、2年間をパリで過ごす。淑女となって帰ったサブリナに、今度は長男のライナス(ハンフリー・ボガート)が夢中になる。

身分違いの実らぬ恋を忘れるため、パリに留学し料理学校に通うサブリナ。でも学校でも心ここにあらず状態の彼女を見た生徒の一人である老男爵の含蓄ある一言とそれに答えるサブリナのしゃれた会話。

Mondadori via Getty Images

>>『心に響く映画の名セリフ特集』はこちら

This article is a sponsored article by
''.