“君に魅了された。心も体も……そして愛している”
『プライドと偏見』（2005）ダーシー
ジェーン・オースティン原作の文芸恋愛劇。18世紀末、女性に相続権のないこの時代に5人娘のベネット家。大富豪が近所に越して来て、次女エリザベス（キーラ・ナイトレイ）は富豪の親友ダーシーと出会うのだが……
上流階級のミスター・ダーシーと中流階級の娘エリザベスが心惹かれあいながら、互いのプライドや偏見が邪魔して、なかなかうまく結ばれない。でも最後にダーシーからエリザベスに送られたプロポーズはこんな素敵な言葉だった。
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“忘れないで。私だって男の子の前に立って愛してほしいと言ってるだけのただの女の子よ”
『ノッティングヒルの恋人』（1999）アナ
冴えない青年ウィリアム（ヒュー・グラント）がロンドン西部のノッティングヒルで営んでいる小さな書店に、ある日ハリウッドの大スター、アナ（ジュリア・ロバーツ）が偶然訪れ、やがて二人は運命的な恋に落ちる。
大スターであるアナに一般人のウィリアムは格差を感じて別れを切り出そうとするが、その気持ちを伝えた後、アナが残した言葉。確かに二人の立場は違いすぎるけど、恋に対する思いは大女優でも一般人でも変わらないという台詞にキュンとしちゃう！
(c)1999 PolyGram Filmed Entertainment, Inc.All Rights Reserved,
“コーヒーかお酒か夕食か映画に付き合わない？…これから一生の間”
『ユー・ガット・メール』（1998）ジョー
キャスリーン（メグ・ライアン）が営むニューヨークの小書店の近くに大手書店チェーンがオープンすることに。大手チェーンを経営するのはジョー（トム・ハンクス）。二人は互いに知らないままメル友になっていた。
実生活では顔を合わせると罵りあう商売敵、でも私生活ではお互いに正体を知らないまま心を通わせあうメル友。そんな関係のジョーとキャスリーンがついに真実を知って気まずくなるものの、ついにジョーは意を決して粋なプロポーズを。
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“これまでで一番嬉しい贈り物だわ。…これでいつもどこにあるか忘れない！”
『ハロルドとモード／少年は虹を渡る』（1971）モード
裕福な家に生まれたが狂言自殺に取り憑かれた19歳のハロルドは、他人の葬式で79歳の老女モードと出会う。人生を謳歌する彼女の影響で次第にハロルドも生の素晴らしさに気づき、彼女を愛するようになるのだが……。
年の差60歳という異色カップル。モードに愛を込めた贈り物をするハロルド少年。それを大変喜んだモードは、この喜びを忘れないために「一番嬉しい贈り物」を海に投げ捨てる。物に執着しない彼女の生き様、愛し方が表れる行動と言葉だ。
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“ケンカのいいところは仲直りができることね”
『ジャイアンツ』（1956）レズリー
東部からテキサスの大牧場に嫁入りしたレズリー（エリザベス・テイラー）は気質の違いからなかなか馴染めない。牧童ジェットは彼女に密かな恋心を抱いていたが、やがて石油を掘り当てて大富豪となり牧場を去っていく。
テキサスの大牧場主ジョーダンのもとに嫁いだレズリーは東部のお嬢様で、最初は南部の風習に苦労させられるが、持ち前の気質で夫婦の難関も乗り越えていく。長い歳月のうちには夫婦喧嘩もあるが、レズリーはそれもポジティブに受け入れていく。
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