(Photo/久保田司 Text/SCREEN編集部)
――2人も、伊藤さんはハダシっぽいって思う?
伊藤 そうですね。ハダシも熱中すると周りが見えなくなるので、そこは自分に近いなと思います(笑)。
――2人も、伊藤さんはハダシっぽいって思う?
祷 熱中する力はハダシに近いなと感じますね。撮影中、カメラが回るとハダシそのものです。映画の撮影が終わった後、色んな媒体で万理華ちゃんを見ても「あ、ハダシだ!」って思っちゃいます(笑)。
河合 今日もハダシでした(笑)。みんなと久しぶりに会うなとドキドキしながらスタジオのドアを開けたら、無邪気に出てきて、「ハダシのままだ!」って思いました(笑)。
――伊藤さんから見ると、二人はどう?
伊藤 私はキャストが決定してから、色々、調べさせていただいたんです(笑)。個人的にすごくタイプな2人だなと思いました(笑)。実際、お会いしたら、特に、キララちゃんがブルーハワイでした! ブルーハワイって、オタクだけど、ハダシとビート板とだけではなく、部活でエースで人気者。気さくなんだけど、周りの様子をちゃんと見ている人で、その感じがキララちゃんそのものかなと思いました。「ブルーハワイがいたら大丈夫!」という安心感があります。ハダシとビート板だけじゃ成立しません(笑)。
河合 外部とのコネクターが必要(笑)!
伊藤 優実ちゃんは最初は読めない人でした。映画の中のビート板はSFが好きで、多分、ハダシがいちばん最初に仲良くなったのがビート板なんです。読んでいる本を見て、ちょっとシンパシーを感じて話しかけに行ったと思うんです。優実ちゃんも、最初は壁をすごく作るタイプですが、好きなものを掘っていったりするところに近いものを感じます。ハダシもビート板も、お互い、実際の私たちと似ていると思いました。
――もし、またこの3人で集うことがあったら、何部で何を作りたい?
伊藤 一緒じゃないかな? また映画かな? あ、でも、映画と決めつけないで実験的なことをやるかも。
祷 色んな種類の表現が好きで勉強をしているので……。昔の映画も好きだし、最近の映画も好きだし。映画に限らず、本や服、ダンス、音楽、写真……。
伊藤 映画だけじゃないかも!
河合 すごい大人になってからも会いたい3人です。40歳とか50歳になって集まって。
祷 その時も、サマーフィルムの話しそう。
河合 「初日、はしっこでご飯食べてたよね」とか、笑い話しそうだよね(笑)。
伊藤 共通して私たち3人は、何かを作る・表現することが好きというのがあるから、お互いそれぞれの場所で何かを作っていそうな気がする。
河合 それを見守っててほしいし、見守りたいよ。3人で会った時に話したい。
伊藤 個人的に応援しているんです。この映画に出ていなかったとしても、この2人の女優さんをすごく好きになっていたと思います。
――3人は本当に波長が合うんですね。3人のYouTubeとかあったら永久に見てられるかも(笑)。
祷 それ、やりたい!
河合 楽しそう!
伊藤 映画の中の秘密基地から放送したい(笑)!