『ジュゼップ 戦場の画家』 8月13日(金)より絶賛公開中
1939年スペイン内戦により、避難先のフランスの強制収容所で難民となった実在の画家ジュゼップ・バルトリ。愛する人との再会を胸に、どんな現実も描くことで生き抜いた男の感動の実話。メガホンをとったのは、フランスの全国紙「ル・モンド」などのイラストレーターとして活躍してきたオーレル。ジュゼップが収容所で記した鮮烈なスケッチに触発され、10年の歳月を費やして遂に本作を完成させた。
長編アニメーション監督デビューにして、第46回セザール賞で長編アニメーション賞、第 26 回リュミエール賞アニメーション賞、音楽賞受賞。ヨーロッパの映画賞を総なめにし、日本では東京アニメアワードフェスティバル2021で審査員をつとめた『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』片渕須直監督が絶賛し、コンペティション部門長編アニメーショングランプリを見事獲得。
製作国:フランス・スペイン・ベルギー
『失くした体』
『アメリ』の脚本家ギョーム・ローランの小説が原作。パリの医療研究施設で切断された“手“の不思議な冒険を描き出す。再び自身の身体とつながりたい手は、身体の持ち主である孤独な青年ナウフェルを捜して、ネズミやハトに追いかけられながらも街をさまよう。手は、何かに触れるたびに記憶がよみがえっていき、ナウフェルの幼少期や、思いを寄せる図書館司書ガブリエルとの思い出が明らかになっていく。
第72回カンヌ国際映画祭批評家週間でグランプリを受賞、第43回アヌシー国際アニメーション映画祭で最高賞と観客賞をダブル受賞、第45回でセザール賞長編アニメーション賞と作曲賞を受賞、第92回アカデミー賞で長編アニメーション賞にノミネートもされるなど高い評価を獲得。
製作国:フランス (製作:2019年)
『ディリリとパリの時間旅行』
19世紀末から20世紀初頭のベル・エポック期の美しいパリの街を舞台に描いた長編アニメーション。ニューカレドニアからやって来た少女ディリリが、仲良くなった配達人の青年と力を合わせ、パリ市民を震撼させている難事件の解決に奔走するさまを美しいヴィジュアルで描き出した冒険ミステリー。
監督は『キリクと魔女』、『アズールとアスマール』、『夜のとばりの物語』など、アニメーションで独特の美しい世界を表現する、フランスの鬼才ミッシェル・オスロ。第44回セザール賞で最優秀アニメ作品賞を受賞。
製作国:フランス・ドイツ・ベルギー (2018年製作)
『ぼくの名前はズッキーニ』
2002年にフランスで出版されたジル・パリスのベストセラーのアニメ映画化。母親に先立たれて施設に入れられた主人公の少年ズッキーニが、新たな環境の中で自分の居場所を見つけるべく悪戦苦闘し、仲間たちと信頼関係を築いていく様子を映し出す。
第42回セザール賞で最優秀脚色賞、最優秀長編アニメーション賞W受賞のほか、第40回アヌシー国際アニメーション映画祭で最優秀作品賞、観客賞W受賞、第89回アカデミー賞で長編アニメーション賞にノミネートし、日本では東京アニメアワードフェスティバル2017で優秀賞を受賞するなど、世界中で評価される笑いあり、涙ありのストップモーションアニメ。
製作国:スイス、フランス (2016年製作)
ジュゼップ 戦場の画家
2021年8月13日(金) より新宿武蔵野館ほかにて絶賛公開中
配給:ロングライド
©️Les Films d'Ici Méditerranée - France 3 Cinéma - Imagic Telecom - Les Films du Poisson Rouge - Lunanime - Promenons nous-dans les bois - Tchack - Les Fées Spéciales - In Efecto - Le Mémorial du Camp de Rivesaltes - Les Films d'Ici - Upside Films 2020