『スイング・ステート』はブラット・ピット製作総指揮、『マネー・ショート 華麗なる大逆転』、『バイス』のPLAN Bが贈る抱腹絶倒の選挙エンタテインメント。大敗した民主党ヒラリー陣営の選挙参謀ゲイリー・ジマー(スティーヴ・カレル)は、農村部の票を取り戻す秘策として、Youtube動画で話題の人物を田舎の町長選挙に立候補させる。すると共和党は、対立候補の元にゲイリーの宿敵=トランプの選挙参謀、フェイス・ブルースター(ローズ・バーン)を送り込んできた。その日から、町長選をめぐるゲイリーVSフェイスの戦い、否、民主党VS共和党の巨額を投じた「仁義なき代理戦争」の幕が切って落とされた――
「インターステラー」(14)や「アンダー・ザ・シルバー・レイク」(18)などの話題作から、製作と主演を務めたNetflixの「オールナイト・ロング」(16)、最新作はABCで放送中の「Home Economics(原題)」で主役として出演している実力派の彼は映画やドラマで確固たる地位を築いている。
インタビューでは、監督ジョン・スチュワートが司会を務めていた人気パロディ・ニュース番組「ザ・デイリー・ショー」の熱列なファンだったこともあり、「オファーに飛びついたよ」と明かし、スティーヴ・カレルの出演回は特によく見たようで「憧れの2人がタッグを組むことになり、そこに参加できるなんて夢のような話だ」と出演を喜んだ。
スティーヴ・カレルについては「彼のアドリブの多さには気づかないだろう。あまりに自然で台本があると思ってしまう」と笑い、「生粋のトライアスロン選手とレースするようなもの。彼のアドリブについていくだけで必死さ。1度僕がアドリブを仕掛けたらスティーヴに想像以上の返しをされた。彼は天才だね」と振り返った。
演じたカートについては「ひねくれた男だ。」とほほ笑む。映画については「脚本は最初から最後まで面白い。特にラストが衝撃的だったね。笑えて本当に魅力的な作品だよ」と、その出来に自信たっぷりの様子がインタビュー映像から伝わってくる!
また解禁された場面写真では、トファー・グレイスが画面の前で自信満々に笑みを浮かべていたり、スティーヴ・カレルに怪訝な表情を見せたり、お手あげのポーズをとっている姿が切り取られるなど、スティーヴ・カレルに振り回される彼にも注目だ。
スイング・ステート
9月17日(金) よりTOHOシネマズ日比谷・渋谷シネクイントほか全国ロードショー
配給:パルコ ユニバーサル映画
©2020 Focus Features, LLC.