『シャン・チー／テン・リングスの伝説』“最強の妹”シャーリンとは？

マーベル・スタジオ最新作『シャン・チー／テン・リングスの伝説』がいよいよ今週末9月3日(金)に公開となる。主人公シャン・チーへの期待も高まる一方、彼の妹シャーリンにも注目が集まっている。

“極寒の冬を生き延びる花”シャーリン

主人公の妹でありながら、いまだその素性はベールに包まれている部分が多いシャーリン。演じたメンガー・チャンは、「彼女は絶対に手出しすべきではない存在で、シャン・チーですら彼女を怒らせてはならないと知っている。」と意味深に彼女について明かした。

「とてもタフで独立心のある女性で、外面は冷たいけれど、心の奥底には温かさや脆さを持っているの。トラウマ的な子ども時代だったけれど、それで沈んでしまうことなく、逆に強くなったのよ。ちょうど極寒の冬を生き延びる花のようにね。」。

シャン・チーを演じたシム・リウが「シャン・チーが家を去ったことで、この家族には更に亀裂が入り、彼女は一人で父親から自分を守らなければいけなくなった。」と明かすように、兄のせいでひとり取り残された彼女は、過酷で孤独な幼少期を送ることになってしまったのだ。

まさに“極寒の冬”をひとりで生き延びたシャーリンだが、その孤独を強さに変え、戦士として予告映像でも兄に引けを取らない高い身体能力を発揮。平凡なホテルマンとして暮らしていたシャン・チーに対して臆することなく立ち向かい、シャン・チーを圧倒。

その眼には自分を置き去りにしていった兄を絶対に許さないという強い意思すら感じられ、最強の妹としてシャン・チーの前に立ちはだかることに！はたしてシャーリンは兄シャン・チーと分かり合うことができるのか？

マーベル・スタジオの新時代を築くニューヒーロー《シャン・チー》の誕生を描く本作。自らの運命に葛藤しながらも過去と向き合い、ヒーローとして目覚めていくシャン・チーと共に、その妹シャーリンは彼にどんな影響を及ぼすのか！？家族のドラマにも注目してほしい。