本編冒頭圧巻の1カット映像が公開
今回公開されたのは、本編冒頭の映像。空からの俯瞰した目線から始まり、本作の舞台・水上都市や、主人公ニック(ヒュー・ジャックマン)、そして意味深な「ハートのQ」を捉え、1カットで同作の世界観を感じ取れる内容となっている。
夜の海の映像を手掛けたのは、水や炎のCGに定評があり、マーベル作品やモンスター・ヴァースシリーズなど様々なハリウッド大作でCGを手掛ける制作会社スキャンラインVFX。
果たしてこの先の展開は?ぜひ劇場で楽しんでほしい。
池澤春菜ら「日本SF作家クラブ」会員も大絶賛
更に、日本SF作家クラブからもコメントが到着。会長・池澤春菜をはじめ会員たちが絶賛している。
池澤春菜:日本SF作家クラブ会長
フィルムノワールやスチームパンクといったクラシカルでレトロなガジェットを使いつつ、斬新で蠱惑的な世界が!! 夢の中を彷徨うような重層的なストーリー、とびっきりのロマンス、美しい音楽、どれをとっても映画的快楽に溢れている。個人的主人公は、断然ワッツ。
大澤博隆:日本SF作家クラブ理事/筑波大学システム情報系助教
水没した世界の映像が、大変美しく力強いものでした。劇中の記憶再生装置の投影法も、うまく物語内で使われていると思います。映像としてのSF表現の力を感じました。
タニグチリウイチ:日本SF作家クラブ/書評家
夢枕獏の『魔獣狩り』や菊石まれほの『ユア・フォルマ』で楽しんだ、記憶の世界に潜って謎に迫るストーリーを映像でイメージさせてくる映画。記憶を3D映像として空間に投影する装置や、海面上昇で沈みかけた都市のビジョンもSF好きにグサッと突き刺さる。
高野史緒:日本SF作家クラブ/小説家
『インターステラー』の脚本家ジョナサン・ノーランの制作と聞き、どれほど難しい作品だろうかと少々恐れを抱いていたが、複雑でありながらも分かりやすく、切なく、美しい時の物語だった。手練れのSFファンからSFにまで広くお勧めできる一編。
牧眞司:日本SF作家クラブ/SF研究家・文芸評論家
水のイメージがさまざまに変奏され、記憶のテーマが豊かに立ちあがるSFサスペンス。そして、ファム・ファタール(宿命の女)が残した謎をめぐるミステリでもある。
須賀しのぶ:日本SF作家クラブ/小説家
水に沈みゆく都市の退廃的な美しさが素晴らしく、いつまでも離れがたい。こうして人は、過去の美しい光景と人間の記憶に囚われていくのだと我が身で実感してしまった。
青木祐子:日本SF作家クラブ/小説家
過去の思い出に溺れる。このことの意味が後ろへ行くにつれてわかってくる。ヒュー・ジャックマンは哀しくも強く、荒廃した場所でさえ美しい。あふれる水は何を表すのかとドキドキしながら観ました。
出演:ヒュー・ジャックマン(『グレイテスト・ショーマン』『ローガン』『レ・ミゼラブル』)レベッカ・ファーガソン( 『グレイテスト・ショーマン』『 『ミッション・インポッシブル』シリーズ)、タンディ・ニュートン(「ウエストワールド」)、ダニエル・ウー(『トゥームレイダー ファースト・ミッション』)
製作:ジョナサン・ノーラン (『メメント』原案、『インターステラー 』脚本)、リサ・ジョイ
監督:リサ・ジョイ(HBOドラマ「ウエストワールド」プロデューサー)
原題:REMINISCENCE
オフィシャルサイトURL:https://wwws.warnerbros.co.jp/reminiscence-movie/index.html
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