豪華キャスト共演作から、映画賞受賞の話題作、さらには人気作の映像化作品など、これから観られるNetflix作品をピックアップしてご紹介します。見逃し厳禁なタイトルばかりで、おうちでも忙しくなりそうです!(文・相馬学/デジタル編集・スクリーン編集部)

『レッド・ノーティス』/2021年11月12日(金)配信

FBI×詐欺師×泥棒の三つ巴バトル!

画像: FBI×詐欺師×泥棒の三つ巴バトル!

監督:ローソン・マーシャル・サーバー
出演:ドウェイン・ジョンソン、ライアン・レイノルズ、ガル・ガドット
Netflix 映画『レッド・ノーティス』2021年11月12日(金)より独占配信開始

Netflixが2021年にもっとも巨額の製作費を投じた大注目作。ドウェイン・ジョンソン、ガル・ガドット、ライアン・レイノルズの3大スターをキャスティングして、映画に引けをとらないスケールのアクションとサスペンス、ユーモアを発信する。監督は『スカイスクレイパー』(2018)などでジョンソンと組んでいるローソン・マーシャル・サーバー。

国際刑事警察機構、インターポールが発する特別な国際手配書、通称“レッド・ノーティス”。それは世界の最重要指名手配犯を逮捕するために必要な発令だった。重大な国際犯罪者を追っているFBI捜査官ジョン・ハートリー(ジョンソン)は、この手配書の下で、美術品泥棒計画を偽装することに。しかし、そのためには国際的な悪党の協力が不可欠だった。世界最高の詐欺師ノーラン(レイノルズ)や、凄腕の女性泥棒ビショップ(ガドット)と手を組み、計画を遂行することになったハートリー。しかし、この一大作戦は、それぞれの思惑により難航する。

チェックポイント:ヒーロー俳優たちのタッグ!

画像1: 年末もアツい!これから観られる注目ネトフリ映画7選【見逃し厳禁】

ガドットは『ワンダーウーマン』シリーズで、レイノルズは『デッドプール』シリーズでアメコミヒーローとなったが、ジョンソンも2022年公開の『ブラックアダム』で、その仲間入り。アクションもユーモアも抜群の彼らの化学反応に注目!

『パワー・オブ・ザ・ドッグ』/2021年12月1日(水)配信

ベネチアで最優秀監督賞を受賞!

画像: ベネチアで最優秀監督賞を受賞!

監督:ジェーン・カンピオン
出演:ベネディクト・カンバーバッチ、キルステン・ダンスト、ジェシー・プレモンス
Netflix 映画『パワー・オブ・ザ・ドッグ』2021年12月1日(水)より独占配信開始

今年度ベネチア国際映画祭で最優秀監督賞を受賞し、今冬の全米賞レースでも注目されているヒューマンドラマ。『ピアノ・レッスン』(1993)でカンヌを制した名匠ジェーン・カンピオンが『ブライト・スター いちばん美しい恋の詩』(2009)以来11年ぶりに長編映画の監督を務め、緊迫感に満ちた物語を紡ぎ出す。主演にベネディクト・カンバーバッチ。共演は『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』(2017)のキルステン・ダンスト、『ジャングル・クルーズ』(2021)のジェシー・プレモンス、『X-MEN:ダーク・フェニックス』(2019)のコディ・スミット=マクフィー等。

1920年代、モンタナ州。大牧場を経営するフィル(カンバーバッチ)とジョージ(プレモンス)の兄弟は未亡人ローズ(ダンスト)と知り合う。おとなしい性格のジョージは傷心のローズを慰め、彼女と結婚して家に迎え入れた。しかし、冷淡なフィルはすべてを壊そうと、弟夫婦に残忍かつ執拗な嫌がらせを仕かける。しかし、そんなある日、彼の心を変える事件が起こる……。

チェックポイント:カンバーバッチ史上最大級の怖さ!

画像2: 年末もアツい!これから観られる注目ネトフリ映画7選【見逃し厳禁】

ひとクセもふたクセもあるキャラクターは、カンバーバッチの得意とする役柄。本作では、残酷な冷血漢という役に挑み、怖さを見せつける。暴力ではなく、言葉や行為で家族を心理的に追いつめていくサディスティックな姿は衝撃的。

『ドント・ルック・アップ』/2021年12月24日(金)配信

レオ様はじめ豪華キャストが贈る大騒動

画像: レオ様はじめ豪華キャストが贈る大騒動

監督:アダム・マッケイ
出演:レオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・ローレンス、メリル・ストリープ
Netflix 映画『ドント・ルック・アップ』2021年12月24日(金)より独占配信開始

地球に彗星が衝突する!? そんな未来に気づいた天文学者たちのドタバタを描いたコメディ。主演のレオナルド・ディカプリオを筆頭に、ジェニファー・ローレンス、ティモシー・シャラメ、アリアナ・グランデ、メリル・ストリープ、ケイト・ブランシェットなどなど、驚くほどの豪華キャストが実現。世界の終わりをめぐる騒動を、それぞれユーモアたっぷりに体現する。監督は『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(2015)のアダム・マッケイ。

落ちこぼれの天文学者ミンディ博士(ディカプリオ)は、教え子の大学院生ケイト(ローレンス)とともに地球衝突の恐れがある巨大彗星の存在を発見。迫りくる危機を世界に知らせるべく、彼らは奔走する。しかし、オーリアン合衆国大統領(ストリープ)には相手にされず、テレビの人気司会者ブリー(ブランシェット)にも取り合ってもらえない。頑張れば頑張るほど空回りして、状況は思わぬ方向へ。衝突まであと6か月。ミンディとケイトは世界を危機から救うことができるのか!?

チェックポイント:謎めくティモシー・シャラメ!

画像3: 年末もアツい!これから観られる注目ネトフリ映画7選【見逃し厳禁】

アカデミー賞俳優だけで5人をそろえた超豪華キャスト。それ以外にも、ジョナ・ヒルやロン・パールマンらが顔を見せるが、気になるのはティモシー・シャラメ。謎に満ちた青年にふんする彼のポジションに注目して、観てみて欲しい。

『ボクたちはみんな大人になれなかった』/2021年11月5日(金)配信

「エモい」ベストセラー小説が映画化

画像: 「エモい」ベストセラー小説が映画化

監督:森義仁
出演:森山未來、伊藤沙莉
2021年11月5日(金)より、シネマート新宿、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほかロードショー&NETFLIX全世界配信開始 
©2021 C&I entertainment

2016年に発刊され、各界から称賛された作家、燃え殻の、90年代サブカルチャーを反映したデビュー小説を映画化。ある朝、満員電車の中で、昔フラれた女性にうっかりフェイスブックの“友だち申請”を送ってしまった青年。これをきっかけに、彼の運命は思わぬ方向へと向かい始める。

大人になれない主人公に、森山未來はハマリ役!? 監督の森義仁は、犬童一心や阪本順治らの下で助監督を務め、多くのミュージックビデオを手がけてきた俊英だ。

『tick, tick... BOOM! : チック、チック…ブーン! 』/2021年11月19日(金)配信

“夢”と“希望”を歌い描くミュージカル

画像: “夢”と“希望”を歌い描くミュージカル

監督:リン=マヌエル・ミランダ
出演:アンドリュー・ガーフィールド、アレクサンドラ・シップ
Netflix映画『tick, tick... BOOM! : チック、チック…ブーン!』2021年11月19日(金)より独占配信開始

舞台劇「レント」の音楽を手がけたジョナサン・ラーソンの作による自伝的なミュージカルを映画化。舞台は1990年のニューヨーク。エイズが蔓延するアート界で、ミュージカル作曲家を夢見ながらウェイターの仕事をしている青年ジョンは、ついに大仕事のチャンスをつかむ。そんな彼と仲間たちの、波乱に富んだ日常を活写。

ディズニーアニメのコラボレーションでも知られるピューリッァー賞&トニー賞受賞の作曲家リン=マヌエル・ミランダは本作で監督デビュー。アンドリュー・ガーフィールドが主演を務める。

『Hand of God -神の手が触れた日-』/2021年12月15日(水)配信

ナポリを舞台に少年の成長を描く

画像: ナポリを舞台に少年の成長を描く

監督:パオロ・ソレンティーノ
出演:フィリッポ・スコッティ、トニ・セルヴィッロ
Netflix 映画『Hand of God -神の手が触れた日-』2021年12月15日(水)より独占配信開始

今年のベネチア国際映画祭で審査員大賞を受賞した注目作。1980 年代の激動のナポリを舞台に、ウンザリする日常の中で映画作りに魅了されていく少年の成長を丹念に描く。

『グレート・ビューティー/追憶のローマ』(2013)でアカデミー外国語映画賞を受賞したパオロ・ソレンティーノ監督が演出を務め、自身の出身地であるナポリにカメラを向けてドラマをクリエイト。同映画祭のマルチェロ・マスロヤンニ賞(=新人俳優賞)を射止めた新星フィリッポ・スコッティにも注目。

『The Lost Daughter(英題)』/2021年12月31日(金)配信

マギー・ギレンホール注目の初監督作

画像: マギー・ギレンホール注目の初監督作

監督:マギー・ギレンホール
出演:オリヴィア・コールマン、ジェシー・バックリー
Netflix 映画『The Lost Daughter(英題)』2021年12月31日(金)より独占配信開始

アカデミー助演女優賞にノミネートされた『クレイジー・ハート』(2009)や、メガヒット作『ダークナイト』(2008)で知られる実力派女優マギー・ギレンホールが初監督に挑んだ心理劇。

休暇で若い母娘と出会ったことにより、自身の未熟だった母親時代の記憶を呼び覚ます大学教授の胸中に迫る。主演は『女王陛下のお気に入り』(2018)のオスカー女優オリヴィア・コールマン。脚本を兼任したギレンホールはベネチア国際映画祭で脚本賞を受賞し、全米映画賞レースにも名乗りを上げた。

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