“暴れ狂う⼤怪獣に、逃げ惑う⼈々。突如、ヒーローが現れて世界を救う――。”それは、⼦供の頃に誰もが憧れた、特撮映画でお決まりの展開。しかし、倒された怪獣の死体処理は、果たしてどうなっていたのか...? そんな「誰もが知る“巨⼤怪獣”の、誰も知らない“死んだ後”の物語」を史上初めて描いたのが映画『⼤怪獣のあとしまつ』。
このたび解禁されたのは、主演の⼭⽥涼介(帯⼑アラタ)が体を張ってグリーンバックでのワイヤー撮影に挑むメイキング写真。本作はアラタが怪獣の上から真っ逆さまに落下するシーンではなんと計14回も落下するカットを撮るというハードぶり。⼭⽥は三⽊監督について「三⽊監督はブレないで確実に決まるまで撮り続ける。でも出来た画を⾒るとめちゃくちゃかっこよくなってるんです。だからこそ僕らも信⽤して『じゃあやりましょう』という⾵になれる。グリーンバックでの撮影は印象的でした」と信頼を寄せている。
また、国家崩壊の脅威となる巨⼤怪獣「希望」のプロフィールも明らかにされた。邦画史上最⼤級の“死体”の詳細とは?
巨⼤怪獣「希望」のプロフィール
名前︓希望
由来︓⼈類の⽣物学史上に残る貴重な環境資源、将来の“希望”に繋がるという意味を込めて
最全⻑︓380メートル
※東京ドーム(⻑径)の約1.5倍︕
※忠⽝ハチ公像〜渋⾕パルコまでと同じ⻑さ(徒歩5分)︕
全⾼︓155メートル(倒れた状態)
※通天閣の約1・5倍︕
【現場情報】
死後、腐敗による発酵で体温が上昇、熱による膨張を続けている。さらには猛烈な臭いを放つ腐敗ガスが体に溜まっており、ガス爆発の危機。腐敗臭が拡がる範囲は20キロメートル圏内。ガスを浴びると⼈体に影響があり、“ある症状”が現れてしまう…。
【注⽬ポイント】
①特徴的なポーズ︓ 希望の象徴ともいえる⾜を空⾼くつき上げたポーズ。死んでいるのに⾜を⾼くつき上げているのが⾺⿅⾺⿅しくて⾯⽩く⾒えるのではないか、という三⽊監督らしい遊び⼼が込められたポーズとなっている。
②謎の形をした背びれ︓ よく⾒ると背びれがキノコのような形をしている。なぜキノコなのかは本編を⾒ると理由が分かるとか…。
③○○みたいな怪獣︓ 三⽊監督のこだわりで恐⻯をイメージした姿となった。発達したアゴやトゲの⽣えた尻尾に恐⻯らしさが垣間⾒える。
【制作秘話】
CGが主流となりつつある昨今。しかし今作では三⽊監督のこだわりを余すことなく形にするべく、怪獣造形チームが怪獣模型を作成。現場では監督と制作チームが模型を囲み、監督のオーダーを聞きながら、その場で模型を作り上げる⼿法で怪獣の造形を固めていった。なんと、模型を完成させるのにかかった期間は約3か⽉。三⽊監督も「すばらしい怪獣の造形を作り上げることができた」と絶賛する出来栄えとなった。
日本特撮界を代表する“レジェンド”スタッフ集結
そんな本作の製作スタッフ陣には⽇本を代表する各界のプロフェッショナルが集結し、まさにレジェンド級︕ ⼤規模なVFX撮影やグリーンバック撮影が多い本作のVFXスーパーバイザーとして『男たちの⼤和/YAMATO』など⽇本を代表する作品のCGを多数⼿掛ける野⼝光⼀が参加。特撮監督には、2002年より「仮⾯ライダー」シリーズを担当している佛⽥洋が務める豪華っぷり。邦画史上最⼤スケールとなる⼤怪獣の造形技師に「平成ゴジラ」シリーズや「ウルトラマン」シリーズなど〈怪獣業界〉の第⼀⼈者・若狭新⼀が⼿掛けるというドリームタッグが実現した︕ハリウッドも驚愕の⽇本映画史に残るスペシャルすぎるメンバーが映画制作の⼟台を整えた本作。規格外のコラボレーションにさらなる期待が⾼まる。
そして『⼤怪獣のあとしまつ』をARカメラで楽しめるコンテンツ内容が公開︕ユーザーは⾃⾝のスマートフォンを通して、怪獣<希望>を出現させ、写真や動画を撮影して楽しむことができる。詳細は映画公式サイトにてチェックしてみよう。
⼤怪獣のあとしまつ
2022年2⽉4⽇(⾦)全国ロードショー
配給︓松⽵ 東映
©2022「⼤怪獣のあとしまつ」製作委員会