本作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は、『スパイダーマン:ホームカミング』『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』に続くシリーズ3作目。
前作でスパイダーマンとしての正体をバラされてしまったピーター・パーカー(ホランド)。事態の収拾を図り、魔術師ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)に人々の記憶を消す魔法を依頼するも、魔法は失敗。次元を超えてドック・オク(アルフレッド・モリーナ)らヴィランたちが現れ、スパイダーマンが窮地に立たされる。
ネタバレを回避しながら、作品への熱い思いを語ったSixTONES
舞台挨拶は映画上映後の熱気あふれる雰囲気の中開催。暗転後、白煙とともにSixTONESのメンバーが登場し、『ノー・ウェイ・ホーム』の本編映像をバックに、日本語吹替版主題歌「Rosy」を生でパフォーマンスした。
生でパフォーマンスした感想を聞かれると「緊張しました」と語ったメンバー。田中が「映画を観に来られている皆さんの前で、しかも“突然”なので、“映画の世界を壊してしまわないか”とかすごく緊張しました」と語るなど、サプライズゲストならではの緊張感があったことを明かした。
歌詞に「糸」「摩天楼」「運命」といったスパイダーマンを想起させるフレーズがちりばめられている「Rosy」。同曲については「完全に“スパイダーマン”という世界にお邪魔させていただく気持ちでした。もともと凄い作品ではありますが、尊敬の念がさらに深まりました」と松村が答えると、森本も「右に同じです。」と回答。続けて「世界的に有名な作品で僕たちも皆もちろん知っている作品ですし、好きな映画に関われることが本当に嬉しかったので、エンドロールで“SixTONES”の文字が出るときは“おおっ”となりました」と語るなど作品へのリスペクト、そして嬉しさを語った。
また、「ジャンプする振り付けで“スパイダーマンのジャンプを意識して”とか、スパイダーマンや映画にちなんだ振り付けを入れていただきました」と髙地が紹介するなど、ダンスと作品とのリンクがあることも語られた。
話は、映画についてへ。感想を聞かれるとネタバレを回避しながら「(メンバーと関係者のみの試写で)観ている途中で拍手が起こりました」とジェシーが語ったほか、「6人全員が半分くらい立ち上がってスタンディングオベーションが起きるのではというくらい盛り上がりました」と髙地も続き、「『そうくる?』とかはありました。度肝を抜かれました。」と森本が語るなどメンバーも大興奮したことを明かした。
マーベルファンの京本は「『大満足』の一言に尽きるなと思います。伝説的な瞬間がたくさん刻まれている作品なので、スパイダーマンを初めて観る方でも楽しめる作品になっているので、この作品をきっかけにぜひ知っていただきたいなという風に思います」と語ったほか、試写直後にフィギュアを買ったことなどマーベルファンならではの感想を述べた。
舞台あいさつではスパイダーマンの押しポイントを「ス」「パ」「イ」「ダ」「-」「マン」になぞらえて紹介する一幕も。「ス」の田中は「“ス”みずみまで詰まったこだわり」と美麗な映像や妥協のなさを絶賛。つづく「パ」の髙地は「“パ”ーフェクトボディのトム・ホランドさん」と前作以上に仕上がった、主演トム・ホランドの肉体美をチョイス。「イ」のジェシーは「“イ”ギリス育ちのトム・ホランドさん」と発表するも「プロフィール紹介しないで」とメンバーが思わずツッコミ。つづけてちゃんと書いたものとして「“イ”トがギャンギャンびゅんびゅん出ます」と発表するもこれまたメンバーからツッコミを受けていた。「ダ」はマーベルファンの京本。「“ダ”レにとっても親愛なる隣人」と、人々に寄り添うスパイダーマンの温かさをピックアップ。メンバーからも「さすが」の声が飛び交った。「ー」と難役を任されたのは松村。前後の回答と繋がることを想定して「“ー”(発音的には“ん―”)。言葉を失うほどの衝撃に」と発表。それに続く「マン」の森本は「“マン”ジで感動!スパイダーマン、スパイダーマァァン」と鑑賞中の心の叫びを表現し締めくくった。
最後に、ジェシーが「まさかこのタイミングで僕たちSixTONESが関われると思っていなかったので光栄ですし、一人でも多くの方にこの作品を愛していただけたら嬉しいです。僕たち6人、スパイダーマンのように糸が切れないように日本中・世界中を飛び回りたいと思っています。ぜひ、スパイダーマンとSixTONESの応援のほどをよろしくお願いします。」と挨拶をし、会場からは拍手が起こった。
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は全国の映画館にて公開中。