死刑制度が存在するイラン社会の不条理に切り込んだ映画『白い牛のバラッド』(2月18日公開)は自国では上映中止になった話題の冤罪サスペンス。罪と償いが交錯した果てに待ち受けるラストの衝撃に、マスコミの間で早くも盛り上がりを見せている。この作品を皮切りに、最後に衝撃が待ち受ける、男女のスリリングなサスペンス映画をピックアップ。あなたは、このショッキングな結末に耐えられるか?

突然現れた謎の男。ふたりを結びつける“ある秘密”には気づいていなかった…。『白い牛のバラッド』2/18 (金)公開

イランでは政府の許可が得られず劇場公開ができない禁忌の傑作! 愛する夫を1年前に冤罪で処刑されてしまったシングルマザーのミナ。担当判事アミニへの謝罪を求めるが門前払い。理不尽な現実にあえぐミナに救いの手を差し伸べたのは、夫の旧友と称する男性レザだった。突然の出会いから、交流を深め、娘ビタと3人で家族のような日々を送るが、ふたりを結びつける“ある秘密”には気づいていなかった…。世界が衝撃を受けた想像を絶するラスト・シーンをあなたならどう受け止めるだろうか。

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2/18(金)公開『白い牛のバラッド』30秒予告

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嘘の口実を重ねて決して姿を現さない、奇妙な鑑定依頼の本当の目的とは─?
『鑑定士と顔のない依頼人』(2013年製作)

「ニュー・シネマ・パラダイス」「海の上のピアニスト」の名匠ジュゼッペ・トルナトーレ監督作。天才的な審美眼を誇る鑑定士バージル・オドマンは、資産家の両親が残した絵画や家具を査定してほしいという依頼を受け、ある屋敷にやってくる。しかし、依頼人の女性クレアは屋敷内のどこかにある隠し部屋にこもったまま姿を現さない。その場所を突き止めたバージルは我慢できずに部屋をのぞき見し、クレアの美しさに心を奪われる。さらにバージルは、美術品の中に歴史的発見ともいえる美術品を見つけるが……。

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20年前に別れた夫から送られてきた小説。それは愛なのか、復讐なのか。
『ノクターナル・アニマルズ』(2016年製作)

世界的ファッションデザイナーのトム・フォード監督、エイミー・アダムスが主人公スーザンに扮し、元夫役をジェイク・ギレンホールが演じる。米作家オースティン・ライトが1993年に発表した小説「ミステリ原稿」を映画化したサスペンスドラマ。アートディーラーとして成功を収めているものの、夫との関係がうまくいかないスーザン。ある日、そんな彼女のもとに、元夫のエドワードから謎めいた小説の原稿が送られてくる。原稿を読んだスーザンは、そこに書かれた不穏な物語に次第に不安を覚えていくが……。デザイナーでもあるトム・フォード監督の細部に至るまで綿密な指示がなされた美しい世界観にも目を奪われる。

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トム・フォード監督最新作『ノクターナル・アニマルズ』予告編

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第91回アカデミー賞で主演女優賞にノミネート!グレン・クローズに絶賛の嵐
『天才作家の妻 40年目の真実』(2017年製作)

ストーリーの節目に出てくる、グレン・クローズのセリフのない演技。表情だけで全てを語ってしまう表現力は全世界を魅了した。現代文学の巨匠ジョゼフがノーベル文学賞を授与されることになり、ジョゼフと妻のジョーンは息子を伴い、ノーベル賞の授賞式が行われるストックホルムを訪れる。しかし、そこでジョゼフの経歴に疑いを抱く記者ナサニエルと出会い、夫婦の秘密について問いただされる。実は若い頃から文才に恵まれていたジョーンは、あることがきっかけで作家になることをあきらめた過去があった。そしてジョゼフと結婚後、ジョーンは夫の影となり、世界的作家となる彼の成功を支えてきたのだが……。妻のジョーン役を演じたグレン・クローズの演技が高く評価されており、第76回ゴールデングローブ賞受賞をはじめ11受賞18ノミネートと賞レースを総なめした。

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映画『天才作家の妻 40年目の真実』2019年8月28日(水) DVDリリース

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白い牛のバラッド
2月18日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
配給:ロングライド

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