ジョセフ・ゴードン・レヴィットが、キリスト教系カルト宗教団体、人民寺院の教祖を演じる新作で、その教団の集団自殺の生存者役を『トムとジェリー』のクロエ・グレース・モレッツが演じる。

 ゴードン・レヴィットが教祖ジム・ジョーンズを演じ、クロエが生存者デボラ・レイトンを演じるその作品は、心理サスペンス映画『白い夜』White Night。『白い夜』とは、教団の集団自殺の儀式の名称。生存者レイトンによる回想録を映画化するもので、監督は『妹の体温』のアンネ・セウィツキーが務める。脚本は『ゴースト・イン・ザ・シェル』のウィリアム・ウィーラー。
 教団は1950年代に設立され、カリフォルニア州へ移転した後、1970年代に南米ガイアナに本拠地を移し、1978年に信者の集団自殺に至った。自殺者計918人中、約300人が未成年者だった。
 製作はフィルムネーション・エンターテインメント他。撮影はこの春スタートする。
また、レオナルド・ディカプリオがジム・ジョーンズを演じる映画もMGMで進行中で、こちらの脚本は『ジュマンジ/ネクスト・レベル』のスコット・ローゼンバーグ。監督は未定。

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