知的障がいを持つ青年が、予期せぬ出来事によって翻弄される様を描き、人々の内なる偏見を炙り出した問題作『連鎖』が4月8日(金)より公開決定。

STORY

30代で知能が8歳ほどの青年・ソック(キム・デミョン)は、小さな農村で精米所を運営しながら友人や近隣の人々と穏やかに暮らしていた。

そんなある日、村の祭りでスリが発生し、犯人は最近やって来たばかりの家出少女・ウンジ(チョン・チェウン)だと皆が誤解するも、ソックが真犯人を捜し出す。それがきっかけでソックとウンジは友として 2 人だけの濃密な時間を過ごし始める。

ウンジを保護していたキム先生(ソン・ユナ)は2人の関係性を心配したが、ソックと家族のように親しい神父(キム・ウィソン)がただ2人を見守ろうと宥めるのであった。

しかしある夜、ソックの精米所に1人でいたウンジに予期せぬ事故が起こり、そこに居合わせたソックの行動を目撃したキム先生は彼を通報するに至るが……。

韓国の実力派俳優が勢ぞろい

キム・デミョン
ドラマ『ミセン-未生-』(14)で主人公の上司を演じてブレイク。最近ではドラマ『賢い医師生活』(20)のメインキャストとして出演。本作では 8 歳の心を持つ 30 代の青年「ソック」という難しい役どころを演じた。親しい間柄だった村人たちから突然拒絶され、孤立を極めてゆく心情を圧巻の演技力で表現し、観客の心を鷲掴みにする。

画像1: キム・デミョン、ソン・ユナ、キム・ウィソンらの実力派俳優が脚本に惚れ込んだ『連鎖』4月8日(金)より公開
画像2: キム・デミョン、ソン・ユナ、キム・ウィソンらの実力派俳優が脚本に惚れ込んだ『連鎖』4月8日(金)より公開

ソン・ユナ
物語に深みを与える表現で韓国屈指の演技力を誇り、映画『ウェディングドレス』以降約 10 年ぶりに復帰した。脚本に惚れ込んで出演を決め、自分の思い込みでソックを犯罪者にしてしまう青少年センターの所長「キム先生」を確かな表現力で演じ切った。

キム・ウィソン
映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』『エクストリーム・ジョブ』『ゴールデンスランバー』『1987、ある闘いの真実』『ザ・キング』などどんなジャンルの作品でも独特な存在感を見せる。本作では人々から多大な信頼を寄せる「神父」を演じた。「この時代にどうしても必要な作品だと思ったので出演しない理由はなかった」と話す彼は、ソックを息子のように思いながらも孤立させてしまう重要な役どころでその実力を発揮した。

画像3: キム・デミョン、ソン・ユナ、キム・ウィソンらの実力派俳優が脚本に惚れ込んだ『連鎖』4月8日(金)より公開
画像4: キム・デミョン、ソン・ユナ、キム・ウィソンらの実力派俳優が脚本に惚れ込んだ『連鎖』4月8日(金)より公開

チョン・チェウン
2017 年、韓国の雑誌シネ 21 が主催した第 1 回「多様性映画新人発掘プロジェクトオーディション」において新しい才能が認められ、合格者の中で唯一の子役が、本作でデビューを果たす。ソウルからやって来た家出少女「ウンジ」をデビュー作とは思えない繊細さで演じた。

画像: 韓国映画『連鎖』2022年4月8日(金)より、シネマ-ト新宿他、全国順次 youtu.be

韓国映画『連鎖』2022年4月8日(金)より、シネマ-ト新宿他、全国順次

youtu.be

連鎖

4月8日(金)シネマ-ト新宿他、全国順次公開

知的障がいの青年・ソック(デミョン)は、田舎町で周りの人々と協力しながら不自由なくすごしていた。ある夜から彼の生活が一変し、信頼も友人も失う。狭いコミュニティ内で広がる偏見の目を向けられた彼が選ぶ未来とは――。

監督・脚本:キム・ジョンシク
出演:キム・デミョン、ソン・ユナ、
キム・ウィソン、チョン・チェウン 他
配給:ライツキューブ

This article is a sponsored article by
''.