シリーズ全10作で興行収入が1000億円を突破、国内洋画シリーズ映画興行成績No.1の成績を誇る魔法ワールドシリーズの最新作『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』が4月8日に公開となる。今回は、待ち遠しい公開に先駆けて、「ファンタスティック・ビースト」シリーズの主人公であるニュートのエピソードを振り返ってみよう。

魔法動物を人一倍愛する、心の広い魔法動物学者
ニュート・スキャマンダー

ニュート・スキャマンダーは、魔法使いの家系に生まれ、ホグワーツ魔法魔術学校に進学。在学中はハッフルパフ寮生だった。魔法動物をこよなく愛しており、普段はとても温厚な性格だが、魔法動物に危険が迫ったときは一変。怒りを見せる。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』でも、自分の死刑宣告は静かに受け入れながらも、魔法動物たちを保護しているトランクを没収された時には「どうか、やめて、動物たちを傷つけないで!」と初めて声を荒げた。

画像: ニュート *写真は『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』より

ニュート *写真は『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』より

ニュートの魔法動物への愛情に対して、脚本を担当したJ.K.ローリングは「ニュートは魔法動物たちに親近感をもっているので、ありのままの彼らを受け入れます。彼は非常に心の広い魔法使いであり、何らかの汚名を着せられた者への理解も深い」と語っており、彼が魔法動物にも人間にも種族に関わらず分け隔てなく接することができる魔法使いであることを語る。

また、ニュートを演じたエディ・レッドメインは、「彼は、魔法界の人々をきちんと教育さえすれば、魔法動物たちのすばらしさを理解し、共存しようとするようになると信じています」と魔法界全体に魔法動物の価値を伝えたいという、ニュートの軸となる考えを語っている。

そして、ニュートは魔法界でベストセラーになる「幻の動物とその生息地」を執筆。この本は後にホグワーツ魔法魔術学校でハリー達の教科書となり、ニュートの信念は魔法ワールド全体へ引き継がれていくことになる。

ピンチを好転させる!ニュートのおっちょこちょいエピソード

エピソード1:魔法動物ニフラーを逃がしてしまったが、思わぬ出会いに…!

優秀で魔法の腕も超一流だが、シャイでおっちょこちょいな一面もあうニュート。「ファンタスティック・ビースト」シリーズでお馴染みのメンバーとの出会いにも彼ならではのエピソードがある!

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』でイギリスからニューヨークにやってきたニュート。ニューヨークは魔法に関する取り締まりが特に厳しい街にもかかわらず、魔法動物のニフラーをうっかり逃してしまった!また、彼がマグル(=非魔法族)の前で魔法を使ったところをMACUSA(アメリカ合衆国魔法議会)に勤めるティナ(キャサリン・ウォーターストン)が発見。MACUSAに連行されてしまう。

画像: (左から)ニュート、ティナ *写真は『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』より

(左から)ニュート、ティナ *写真は『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』より

その後、MACUSAの議員がニュートの逃がした魔法動物によって殺害されたという誤報により、ふたりは死刑に処され窮地に追い込まれてしまう。しかし、ニュートの魔法と魔法動物の活躍で一命を取り留めることに成功!以降も協力を続け、ニュートとティナはお互いを意識する仲へ進展。出会いは最悪だったが、ニュートのおっちょこちょいな一面により、ふたりは出会えたのだ!

エピソード2:忘れ物がきっかけであのコンビが結成された?!

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』で逃がしてしまったニフラーを追いかけていたところ、銀行のベンチでマグルのジェイコブ(ダン・フォグラー)に遭遇。ニフラーを追いかける過程で、ジェイコブだけでなく銀行員にも魔法をかけるところを見られてしまうだけでなく、相手の記憶を消す呪文「オブリビエイト」をかけようとしたところでジェイコブに逃げられ、さらに、ジェイコブとニュートのトランクが取り違えられてしまった!ジェイコブが家でニュートのトランクを開けると、中で暮らす魔法動物たちが外に逃げ出してしまってさあ大変・・・!

画像: (左から)ジェイコブ、ニュート *写真は『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』より

(左から)ジェイコブ、ニュート *写真は『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』より

大騒動になったが、この出来事がきっかけでニュートと陽気でお人よしなジェイコブとの、魔法動物学者とマグルという垣根を越えた唯一無二のコンビが結成されることになったのだ。

最新作ではジェイコブが唯一のマグルとしてデコボコチームに参加し、魔法使いと共にグリンデルバルドに立ち向かうことに。物語のゆくえとともに、おっちょこちょいなニュートの一面がまた見られるかも気になってしまう・・・。

画像: デコボコチームのゆくえは!?*写真は『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』より

デコボコチームのゆくえは!?*写真は『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』より

『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』
4月8日(金)全国ロードショー
監督:デイビッド・イェーツ(『ファンタスティック・ビースト』シリーズ、『ハリー・ポッター』シリーズ後半4作品)
脚本:J.K.ローリング(「ハリー・ポッター」シリーズ著者)
プロデューサー:デイビッド・ヘイマン(『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』、「ハリー・ポッター」全8作品)
出演︓エディ・レッドメイン、ジュード・ロウ、エズラ・ミラー、ダン・フォグラー、アリソン・スドル、カラム・ターナー、ジェシカ・ウィリアムズ、キャサリン・ウォーターストン、マッツ・ミケルセン 他
配給:ワーナー・ブラザース映画
© 2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved Wizarding World™ Publishing Rights © J.K. RowlingWIZARDING WORLD and all related characters and elements are trademarks of and © Warner Bros. Entertainment Inc.

This article is a sponsored article by
''.