クメイル・ナンジアニ「みんなで衣装を着た時は涙目で喜んだね」
衣装デザイナーのサミー・シェルドン・ディファーは、「今回の衣装は今までのどのヒーローより難しかった」と語る。「鎧というより第二の皮膚のようであること」、「宇宙っぽくあること」というリクエストを受け、「惑星や無機物について調べ、色彩や生地の骨組みを考えた」とコスチューム制作の裏側を明かしている。また、特殊衣装監修のアイヴォ・コベニーは「いくつもの層を手作業で重ねた」という制作過程を披露している。
さらに、撮影開始後しばらくは衣装が揃わないまま進行する中、ついにヒーローたち全員が衣装を身にまとった時のコメントも映像には収められている。
クメイル・ナンジアニ(キンゴ役)は 「撮影開始から2~3ヵ月は衣装が完成してなかった。その間に役者同士がよく知り合えた。みんなで衣装を着た時は涙目で喜んだね」、アンジェリーナ・ジョリー(セナ役)は「全員が揃った時はとても感動したわ。」、リア・マクヒュー(スプライト役)は「好きな場面はみんな衣装を着て並んだとこ」、ジェンマ・チャン(セルシ役)は「風の強い日で、ドラマチックだったの。マントがはためいて」、サルマ・ハエック(エイジャック役)は「自信と誇りが合わさった気分というか…あの衣装を着て重要な何者かになれた」と感慨深く振り返っている。
『エターナルズ』プロダクション・ノートより
■10人の衣装について
各キャラクターにつき、約6着のスーパーヒーロー・スーツが作られている。最初の一着を企画して作り上げるまでにはおよそ5カ月間を要している。それ以降の繰り返し作業では、作り上げられるまでに2~3週間を要した。
エターナルズの各メンバーのカラー・パレットは、どの時代における衣装にも一貫して使われている。たとえば、コミックブックスでセルシはグリーンを着ているが、その色がスーパーヒーロー・スーツから折衷的な現代の普段着に至るまで、あらゆるジェンマ・チャンの衣装に一貫して使用されているのだ。ドルイグやマッカリのように、より反抗的な側面のあるキャラクターは、その衣装に赤が使われており、ほかのメンバーにはその色がまったく使われていない。リーダー格のアジャックやイカリスは、よりブルー寄りの傾向がある。中にはコミックスからインスピレーションを受けている色合いもあるーイカリスがコミックスでもブルーを着ているように。セナもコミックスでもゴールドを着ている。
3月4日(金)に発売となるMovieNEXには、原作を再現する映像のこだわりについて語る「原作と映像の融合」、アンジェリーナ・ジョリーら豪華キャストの「NGシーン集」、そして、貴重な「未公開シーン」などの豪華ボーナス・コンテンツが多数収録される。ぜひチェックしてほしい。
『エターナルズ』
デジタル配信中(購入/レンタル)/3月4日(金)MovieNEX発売
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発売/ウォルト・ディズニー・ジャパン