本作の主人公は、元天才外科医である魔術師ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)。アイアンマン、キャプテン・アメリカが去ったアベンジャーズの次代のリーダーと目されているほか、公開中の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』でもスパイダーマン(トム・ホランド)の新たなメンター的存在として描かれるなど、その動向に注目が集まっている。
最新映像は、そんな彼の「マルチバースとは何だ?」との問いかけからスタート。“マルチバース”とは、無限の可能性が存在する無数のパラレルワールドのこと。巨大な怪物など別次元から新たな脅威が人類に襲いかかる中、今までのストレンジとは異なるビジュアルのストレンジたちも多数登場。先日の映像解禁時にも話題を呼んだ、手に鎖をつけられたストレンジに「真実を教えよう」と語る謎の男も気になるところだ。
緊迫感溢れる映像が続く中、アベンジャーズ最強の魔女スカーレット・ウィッチ(エリザベス・オルセン)も緊迫の表情をのぞかせ、その狂気は増幅。「覚悟しろ」「大きな犠牲が必要になる」との最後の言葉にも本作の劇的な展開を想起せざるを得ない。
主人公ドクター・ストレンジを演じるのはベネディクト・カンバーバッチ。『パワー・オブ・ザ・ドッグ』での繊細な演技が高く評価され、本年度アカデミー賞主演男優賞にノミネートされるなど大きな話題を集めている。また、ストレンジの盟友の魔術師ウォン役のベネディクト・ウォン、ストレンジの元恋人で医師クリスティーン役のレイチェル・マクアダムス、かつての兄弟子モルド役のキウェテル・イジョフォーなど前作『ドクター・ストレンジ』のキャストも再集結。
さらに、新進気鋭の女優ソーチー・ゴメスが演じる、マーベル・コミックの人気キャラクターであり、本作の大きな鍵を握る“アメリカ・チャベス”も登場。そして、「アベンジャーズ」シリーズにおいて高い人気を誇る、ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ役でエリザベス・オルセンも出演している。監督は「スパイダーマン」(02、04、07 )シリーズを手掛けたハリウッドの奇才サム・ライミ。唯一無二の独特な世界観を表現してきたサム・ライミ監督が、時間と空間を超越した圧倒的なスケールと未知なる映像体験で全世界を魅了する。
『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』
5月4日(祝・水)映画館で公開
STORY
元天才外科医にしてアベンジャーズ最強の魔術師ドクター・ストレンジは、禁断の魔術によって今とは異なる世界へ通じる扉を開けてしまった。そこは無限の可能性が存在する“マルチバース”と呼ばれる無数のパラレルワールド。「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」での激戦の後、この謎に満ちたマルチバースの世界からの新たな脅威が人類に迫る中、ストレンジの前に立ちはだかるのは最凶の魔術を操る邪悪な“もう一人の自分”だった…。
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©Marvel Studios 2022