レオス・カラックス最新作であるダーク・ファンタジー・ロック・オペラ『アネット』が4月1日より公開される。今回同作より、主演のアダム・ドライバーとマリオン・コティヤールが歌声を披露する本編映像が解禁された。
切り取られているのは、ヘンリー(アダム・ドライバー)とアン(マリオン・コティヤール)が一緒に歌い上げるシーン。“美女と野人”と言われる程にかけ離れていた、攻撃的なユーモアセンスをもったスタンダップ・コメディアンのヘンリーと、国際的に有名なオペラ歌手のアンの2人だったが、お互いの魅力に抗えないまま恋に落ちていく想いが込められたものとなっている。
本作でミュージカルに挑戦、プロデューサーとしても名を連ねるアダム・ドライバー。出演にあたって「ミュージカルという点でいうと、『マリッジ・ストーリー』で仕事をしたマイケル・ラフターにから何か月も歌の特訓を受けたね。音楽と脚本を担当したスパークスと監督のレオスが求めるサウンドはとても明解で、物語を語ることが最優先だった」「バックアップで録音したけれど、全部を生でも歌った。どの程度が本編で使われたのかはわからないけど、ほとんどが生で録音されたものだと思うよ」とコメントしている。
『アネット』
監督:レオス・カラックス
原案・音楽:スパークス
歌詞:ロン・メイル、ラッセル・メイル & LC
キャスト:アダム・ドライバー、マリオン・コティヤールほか
配給:ユーロスペース
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