本作はApple TV+の作品で、動画配信系製作作品として初の受賞。また候補になった作品・助演女優・脚色賞3部門で全受賞。助演男優賞のトロイ・コッツァーは聾者男優として初の受賞。
監督賞は『パワー・オブ・ザ・ドッグ』のジェーン・カンピオンで、昨年のクロエ・ジャオに続き女性監督が2年連続受賞となった。
主演男優賞は『ドリームプラン』のウィル・スミス、主演女優賞は『タミー・フェイの瞳』のジェシカ・チャステインが初受賞。
注目の日本映画『ドライブ・マイ・カー』は候補の4部門中、作品・監督・脚色は逃したがみごと13年ぶりに国際長編映画賞を受賞。最多受賞は『デューン 砂の惑星』の6部門だった。
受賞結果は以下の通り。
●作品賞
『コーダ あいのうた』
●監督賞
ジェーン・カンピオン(『パワー・オブ・ザ・ドッグ』)
●主演男優賞
ウィル・スミス(『ドリームプラン』)
●主演女優賞
ジェシカ・チャステイン(『タミー・フェイの瞳』)
●助演男優賞
トロイ・コッツアー(『コーダ あいのうた』)
●助演女優賞
アリアナ・デボーズ(『ウエスト・サイド・ストーリー』)
●脚本賞
『ベルファスト』
●脚色賞
『コーダ あいのうた』
●国際長編映画賞
『ドライブ・マイ・カー』(日本)
●長編アニメーション映画賞
『ミラベルと魔法だらけの家』
●撮影賞
『DUNE/デューン 砂の惑星』
●編集賞
『DUNE/デューン 砂の惑星』
●美術賞
『DUNE/デューン 砂の惑星』
●衣装デザイン賞
『クルエラ』
●メーキャップ&ヘアスタイリング賞
『タミー・フェイの瞳』
●オリジナル作曲賞
『DUNE/デューン 砂の惑星』
●オリジナル歌曲賞
“No Time to Die”(『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』
●音響賞
『DUNE/デューン 砂の惑星』
●視覚効果賞
『DUNE/デューン 砂の惑星』
●長編ドキュメンタリー映画賞
『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』
●短編ドキュメンタリー映画賞
『The Queen of Basketball』
●短編実写映画賞
『The Long Goodbye』
●短編アニメ―ション映画賞
『The Windshield Wiper』