M.ナイト・シャマランの『スプリット』(16)、ジョーダン・ピールの『ゲット・アウト』(17)、リー・ワネルの『透明人間』(20)と優れたスリラー作品を数多く世に送りだして来た“恐怖の工場”ブラムハウス・プロダクションズが製作を手掛ける『ブラック・フォン』(原題:THE BLACK PHONE)が7月1日(金)より日本公開されることが決定。予告編も公開となった。
稀代のスリラー作家として名を馳せるスティーヴン・キングの息子、ジョー・ヒルが2005年に発表した作家デビュー短編集「20世紀の幽霊たち」に収められた名短編「黒電話」を原作に、卓越したアイデアとクリエイティビティで映画シーンを牽引するブラムハウス・プロダクションズが製作するとあって、世界中から熱視線が送られている本作。
監督を務めるのは『ドクター・ストレンジ』(16)、『エミリー・ローズ』(05)などの監督で知られるスコット・デリクソン。出演にイーサン・ホーク、メイソン・テムズ、マデリーン・マックグロウが名を連ねる。
舞台は、子供の連続失踪事件が起きているコロラド州のとある町。気が小さく独り立ちできない少年フィニー(メイソン・テムズ)は、ある日の学校の帰り道、マジシャンだという黒風船を持った男(イーサン・ホーク)に出くわす。「マジック見るかい?」の一言を発したかと思うと、フィニーは黒いバンに無理やり押し込まれ、気が付いた時には地下室に閉じ込められていた。壁に囲まれたその部屋には鍵のかかった扉と鉄格子の窓、そして「断線している黒電話」。だが、その断線しているはずの電話のベルが突如鳴り響く。それは、この部屋の恐怖と真実を知る”死者からのメッセージ”だった。一方、妹のグウェン(マデリーン・マックグロウ)は兄の失踪に関する不思議な予知夢を見たという。夢の記憶を頼りに、必死に兄の行方を探し始める。
昨年、アメリカ・テキサス州オースティンで開催された、ジャンル系映画の祭典”ファンタスティック・フェスト”(2021.9.23-30)でのプレミア上映でお披露目されると大喝采を浴び、なんと2022/3/22時点でもRotten Tomatoesでは驚異の100%評価を獲得している。
『ブラック・フォン』
7月1日(金)全国公開
製作:ジェイソン・ブラム(ブラムハウス・プロダクションズ)
監督:スコット・デリクソン(『ドクター・ストレンジ』、『フッテージ』)
原作:ジョー・ヒル「黒電話」
出演:イーサン・ホーク、メイソン・テムズ、マデリーン・マックグロウ
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