4月15日より公開となる北欧発のイノセントホラー『ハッチング―孵化―』へ、各界のトップランナーたちより絶賛コメントが到着した。

今年1月下旬に開催されたサンダンス映画祭のプレミア上映で世界を驚愕させた『ハッチング―孵化―』。サンダンスでのワールドプレミアを経て、3月に本国フィンランドで公開されたばかりの注目の最新作だ。北欧フィンランドで暮らす、幸せな4人家族。だが、それは表向きの姿。少女が孵化させた卵が、絵に描いたような幸せな家族のおぞましい真の姿をさらしていく―。

画像: 『ハッチング―孵化―』に[Alexandros]の川上洋平、声優の野水伊織、アメキャラ系ライター・杉山すぴ豊らのコメントが到着

そんな本作に、映画好きとして知られる川上洋平 [Alexandros] (ミュージシャン)、野水伊織(声優)のほか、氏家 譲寿(ナマニク)(映画評論家/文筆家)、杉山すぴ豊(アメキャラ系ライター)、DIZ(映画アクティビスト)、人間食べ食べカエル (人喰いツイッタラー)と、映画分野の多方面で活躍する面々がコメントを寄せている。ぜひチェックしてみてほしい。

コメント全文(五十音順)

歪んだ母性に育てられた子が異形(エゴ)を生む。
だが、異形が愛情を求める姿に胸を打たれる。
それは吐瀉物でさえ美しく見える世界。
我々の心を引き裂く、歪んだ映画だ。
――氏家 譲寿(ナマニク)(映画評論家/文筆家)

ファンタジーとリアリズムを行き来する恐怖に飲みこまれる
明るさの中に潜む闇を描いた北欧ならではのダークファンタジー
――川上洋平 [Alexandros] (ミュージシャン)

“フィンランドの妖精と美少女の出会いを描くファンタジー”になりそうな物語を美しくもグロいモンスター映画に仕上げた監督のセンスに脱帽。そして最も怖いモンスターは実はクリーチャーではない。一筋縄ではいかない悪夢です。
――杉山すぴ豊(アメキャラ系ライター)

北欧から奇才が孵化してしまった...。
幸福の内側に戦慄し、驚愕のラストに
感情がぐちゃぐちゃにされ、余韻から抜け出せない。
観たら最後、幸せそうな家族を見かけると
ゾッとしてしまう呪いにかかる。
――DIZ(映画アクティビスト)

少女と謎生物の心温まる交流劇かな?と思いきや、待っていたのは心の底まで凍り付くおぞましい展開。一見幸せな家族が抱える歪みが、孵化と共に最悪の形で噴出する。後もう一つこれだけは言いたい。こんなに嫌な餌やりシーンは見たことがない!!
――人間食べ食べカエル (人喰いツイッタラー)

母親とティンヤ、ティンヤと卵。
ふたつの親子関係から見えるのは、
「子どもはいつだって、親に愛されようと懸命なのだ」ということ。
だからティンヤも孵化したものも“母親”のためにと尽力する。
それなのになぜ、頑張れば頑張るほど幸せから遠のいてしまうのか。
終始涙が胸につかえて痛かった。
“母と娘”というオルターエゴを巡る、愛の物語。 
――野水伊織(声優)

ハッチング―孵化―
4月15日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテ他にて全国順次ロードショー
配給:ギャガ
© 2021 Silva Mysterium, Hobab, Film i Väst

This article is a sponsored article by
''.