4月15日(金)より全国順次公開される、『勝手にしやがれ』60周年4Kレストア決定版(日本初公開)と『気狂いピエロ』50周年2Kレストア版。この2作品のポストカードをセットにして3名様にプレゼントいたします。本記事をお読みの上、ふるってご応募ください。

ヌーヴェル・ヴァーグを代表する2作品がレストア版で劇場公開

2021年9月6日、88歳で逝ったフランスの国民的大スター、ジャン=ポール・ベルモンド。ジャン=リュック・ゴダール監督と組み、その鮮烈な存在感でヌーヴェル・ヴァーグを世界に知らしめた『勝手にしやがれ』、そしてヌーヴェル・ヴァーグの最高到達点『気狂いピエロ』。2020年公開60周年を記念して作られた『勝手にしやがれ』4Kレストア版(日本初公開)と、2015年のレストアで明快な色彩が蘇った『気狂いピエロ』2Kレストア版が、ベルモンドへの哀悼を込めて同時公開となる。

公開60周年を迎える『勝手にしやがれ』は4Kレストア版での上映。使用された2種類のフィルムの特性を考慮し、オリジナルネガから徹底的なレストアが行われており、色味は撮影の故ラウル・クタールが監修した2009年のレストア版を模範とし、サウンドもオリジナルネガから起こしたレストアの最終的な決定版となっている。

画像: 『勝手にしゃがれ』

『勝手にしゃがれ』

クエンティン・タランティーノ、トニー・スコット、リチャード・リンクレイター、ラース・フォン・トリアー、テレンス・マリック、ウディ・アレン、ウォン・カーウァイら全世代の映画人に圧倒的な影響を及ぼし続けるヌーヴェル・ヴァーグ不滅の金字塔を、ぜひこの機会に。

一方、『気狂いピエロ』は、公開当時のマスターポジは消失、インターネガも劣化のため1990年に廃棄されていたが、今回、撮影ネガをデジタル化して新たなマスターネガを作成。サウンドの磁気素材も紛失していたので、当時のプリントから新たな音ネガを復元、鮮やかな色と音を可能な限り蘇らせたレストア版となっている。

画像: 『気狂いピエロ』

『気狂いピエロ』

『勝手にしやがれ』以来の盟友である撮影のクタール、ゴダールのミューズでありながらゴダールと離婚したばかりのカリーナ、『勝手にしやがれ』で大スターになりこの映画でゴダールと決別することになるベルモンド。各自がキャリアの臨界点で燃焼しつくした奇跡的傑作をお見逃しなく。

プレゼント応募概要

【プレゼント内容】
『勝手にしやがれ』『気狂いピエロ』ポストカードセット

画像: 『勝手にしやがれ』ポストカード

『勝手にしやがれ』ポストカード

画像: 『気狂いピエロ』ポストカード

『気狂いピエロ』ポストカード

【プレゼント人数】
3名様

STEP1▶Twitterでスクリーン・オンライン公式アカウント(@screenonline)をフォロー。

STEP2▶対象のツイートをリツイートしてください。
応募完了です!当選者の方にはダイレクトメールで応募フォームをお送りします。

【応募締め切り】
4月17日(日)23時59分

作品概要

『勝手にしやがれ』60周年4Kレストア決定版
『気狂いピエロ』50周年2Kレストア版
4月15日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋他全国順次公開

画像: 『勝手にしやがれ』『気狂いピエロ』 劇場予告編 www.youtube.com

『勝手にしやがれ』『気狂いピエロ』 劇場予告編

www.youtube.com

『勝手にしやがれ』60周年4Kレストア決定版

監督:ジャン =リュック・ゴダール
出演:ジャン =ポール・ベルモンド、ジーン・セバーグ他
配給:オンリー・ハーツ

自動車泥棒の常習犯ミシェル(ベルモンド)は、マルセイユで盗んだ車を走らせパリに向かう。その道中、白バイに追いかけられ、咄嗟に車中にあった拳銃で警官を射殺してしまうミシェル。パリに着いた彼は、アントニオ(ユエ)から約束の金を受け取るために旅行会社を訪ねるが、渡されたのは小切手で、ベリュッティという男が現金化してくれるという。そうこうするうちにヴィダル刑事(ブーランジェ)の尾行が。まんまと撒いたミシェルは、シャンゼリゼ通りでヘラルド・トリビューン紙を売るパトリシアに会いに行く。

彼女はアメリカ人の留学生で、2人は南仏の海岸で出会いベッドを共にした仲。けれど、記者志望の彼女はミシェルの誘いを蹴り、新聞社の男に会いに行ってしまう。仕方なく彼女の部屋に無断で入り込み、一夜を明かすミシェル。翌朝、彼と他愛無いひと時を過ごしたパトリシアは、有名作家パルヴュレスコ(メルヴィル)の記者会見に参加するためにオルリー空港へ。一方、新聞に「警官殺し逃走犯」として大きく顔写真が載り、パトリシアのところまで刑事が事情徴収にやって来て、次第に追い詰められていくミシェル。彼は現金が手に入るまで、パトリシアを連れて、カンパーニュ・プルミエ通りのアパルトマンに身を隠すが…。

『気狂いピエロ』50周年2Kレストア版

監督:ジャン =リュック・ゴダール
出演:ジャン =ポール・ベルモンド、アンナ・カリーナ他
配給:オンリー・ハーツ

フェルディナン(ベルモンド)は、金持ちの妻との生活に退屈し、逃げ出したい衝動に駆られていた。そんなある夜、夫婦がパーティに出かけるため、幼い娘のベビーシッターがやって来る。彼女はなんと、かつての恋人マリアンヌ(カリーナ)だった。パーティを抜け出し、1人で帰宅したフェルディナンは、彼女を車で送り、そのまま一夜を共にする。翌朝目覚めると、彼女の部屋に、首に鋏を突き立てられた男の死体が。驚く彼とは裏腹に、平然と朝食を作り歌うマリアンヌ。フェルディナンは、訳は後で話すという彼女と一緒に、着の身着のままでパリを後にし、マリアンヌの兄がいる南仏へ向かう。

お金のない2人は、ガソリン代を踏み倒したり、物語を語ってチップを貰ったり、車を盗んだり。はては海岸の一軒家で、ロビンソー・クルーソーよろしく自給自足生活。フェルディナンは大満足だったが、マリアンヌは欲求不満を募らせ街に飛び出す。そこで出会った小男(カルービ)がまたも鋏で殺され、マリアンヌは姿を消す。フェルディナンはギャング2人組に捕まって、彼女の居場所を教えろと拷問されるが、何も知らないと分かり解放される。マリアンヌを探し歩いたフェルディナンは、ようやく彼女を見つけるが…。

後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本

応援:SLOBE IÉNA(『勝手にしやがれ』)/
Charles Chaton(『気狂いピエロ』)/
OPAQUE.CLIP(『勝手にしやがれ』『気狂いピエロ』)

配給:オンリー・ハーツ

©STUDIO CANAL

This article is a sponsored article by
''.