カバー画像:『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(2014)(C) 2014 BBP IMITATION, LLC
マッドな演技を堪能! 悪役&クセモノ編
悪役や憎まれ役も見逃せません。狂気の中に潜む気品を感じさせる4作品をピックアップ。
『スター・トレック イントゥ・ダークネス』(2013)
ベネ様史上最強の筋肉でお送りする、自信満々のカリスマ悪役なSFアクション! 改良人間の王たる彼は、頭脳も戦闘力も超人級。激しい戦いで乱れる前髪さえ美。着衣でも隠せない肉体美も必見、彼に黒の長袖タートルネックを着せた人に拍手を…!
『劇場版 嘆きの王冠~ホロウ・クラウン~/リチャード三世』(2016)
シェイクスピアの史劇『リチャード三世』より、暴君なベネ様を。冒頭から圧巻の自分語りで開幕!そのコミカルさが悲劇への絶妙なスパイスにもなり、コロコロと変わる多彩な表情、露骨な人間臭さがチャーミングにさえ感じる不思議。釘付け覚悟でご覧あれ。
Check!!
カンバーバッチがリチャード三世と血縁関係にあることが、レスター大学によって発表されている。
「パトリック・メルローズ」(2018)
ベネ様が演じてみたかった役が、自身の製作総指揮で実現! 上流社会のプレイボーイな放蕩息子の苦悩と再生を描く、上質な英国ドラマシリーズ。トラウマを抱え、ドラッグにぶっ飛び、アルコールに溺れ..。失敗を重ねながらも足掻く主人公を熱演。
『パワー・オブ・ザ・ドッグ』(2021)
粗野で横暴、身内からも敬遠される牧場主フィル。1920年代アメリカ西部の男らしさを体現するカウボーイを体当たりで演じ、ノミネート&受賞多数。大胆なのに繊細、めちゃくちゃ嫌な奴なのに何故か憎みきれない深い複雑さ。これぞベネ様クオリティー!
ボイスアクター編
ベネ様といえばあの耳に心地よい低音ボイス。声での活躍も多く『ホビット』シリーズでは竜のスマウグ、『マダガスカル』スピンオフではクールなオオカミ、アニメーション版『グリンチ』(2018)では主役グリンチを演じる。
他にも『モーグリ:ジャングルの伝説』(2018)では悪役の人食いトラ、ドラマ『グッド・オーメンズ』(2019)ではちょい役のサタンまで、ボイスアクターとしても大人気!