“20 世紀最⾼の⼥優”と⾔われるロミー・シュナイダーの特集上映「ロミー・シュナイダー映画祭」が2022年8 ⽉5 ⽇(⾦)〜8 ⽉25 ⽇(⽊)、Bunkamura ル・シネマにて開催することが決定。ヨーロッパ映画を中⼼に多くの作品に登場、映画史に名を刻むロミーの本格的特集上映は初めての開催となる。

マリリン・モンローやカトリーヌ・ドヌーヴを抑えて「今世紀最⾼の⼥優」(仏CSA 調べ)に選ばれる

⼥優にならなければいけない、と思ったの。それ以外、考えられなかった
──ロミー・シュナイダー

オーストリア、ウィーンの名⾨俳優⼀家の家に⽣まれたロミー・シュナイダー。6 歳の時に両親が離婚し、不遇の幼少時代を過ごすも頭脳明晰で独⽴⼼旺盛だった彼⼥は14 歳で俳優になることを決意。17歳の時の⼤ヒット主演作『プリンセス・シシー』(55)から、ヴィスコンティ監督『ルートヴィヒ』(72)、イヴ・モンタンと共演した『⼣なぎ』(72)、⼤反響を巻き起こした『追想』(75)と多くの傑作・話題作に出演し世界最⾼峰の⼥優として名を馳せた彼⼥だったが、⼀⽅ではアラン・ドロンとの恋、破産、元夫と息⼦の死などスキャンダルやゴシップが付き纏う壮絶な⼈⽣を送り、『サン・スーシの⼥』(82)を遺作に43 歳の若さでこの世を去った。

しかし死後、マリリン・モンローやカトリーヌ・ドヌーヴを抑えて「今世紀最⾼の⼥優」(仏CSA 調べ)に選ばれるなど、彼⼥の無⽐な佇まいと鮮烈な印象は⾊あせることなく艶やかに輝く。
映画に愛された感動的な<表情>をたたえ、その美しい眼差しを投げかけるロミー・シュナイダーに今夏、スクリーンで出会えることを、楽しみに待ちたい。(※上映作品は6⽉上旬発表予定)

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