映像では、母ミンとパンダの彫像を造った造形担当のグレッグ・ダイクストラは「最も表現したかったのは、監督が描いたそれぞれの(キャラクターの)性格だ」と話し、キャラクター・デザイナーのマリア・イーは「ストーリーボードチームから影響を受け、かわいくするだけでなく表情で物語を伝えるようにした」と語るなどキャラクターたちを創り出す過程についてが明かされている。
6月に発売となるMovieNEXには、スタッフがこだわり抜いた「1つのシーンができるまで」、自分だけのアイドル・グループを作りたくなる「4★TOWNのデビュー秘話」、そして惜しくも採用されなかった貴重な「未公開シーン」などボーナス・コンテンツが多数収録される(デジタル配信(購入)にも一部収録)。作り手の意図も知るとさらに本編が楽しめるはず。ぜひMovieNEXやデジタル配信で『私ときどきレッサーパンダ』を楽しんでほしい。
『私ときどきレッサーパンダ』プロダクション・ノート
■キャラクターづくりは作品の最重要ミッション
企画を始めるにあたって、ドミー・シー監督はまず、やるべき仕事のリストの一番上に位置する重要なミッションに取りかかった・・・それは、キャラクターたちのことを深く知るという作業だ。「良いストーリーを作る上で最も大切なのは、出来る限り早い段階でキャラクターたちのことをしっかり見い出すことだと思います」と彼女は言う。「フィルムメイカーとしての第一のゴールは、キャラクターのことを観客に大好きになってもらうこと・・・最初の5分か10分で、これからの1時間半を座り続けて、彼らのジャーニーを見届けたいと思えるほどの興味を持ってもらえるようにすることです。」
『私ときどきレッサーパンダ』
デジタル配信中(購入)/6月10日(金)MovieNEX発売
© 2022 Disney/Pixar
発売/ウォルト・ディズニー・ジャパン