映画ファンなら一度は目にしたことがあるであろうブルース・ウィリス作品。アクションからSF、サスペンスまで100を優に超える出演作から、とくに語り継ぎたい10作品を厳選!(文・相馬学/デジタル編集・スクリーン編集部)

『シン・シティ』(2005)

画像: 『シン・シティ』(2005)

『シン・シティ』(2005)

タランティーノの盟友ロバート・ロドリゲスがグラフィックノベルを映画化。ブルースはアンサンブルキャストのひとりとして老刑事を演じた。ひとりの少女を守り抜こうとする庇護者的なキャラ。こういう役も、彼にはよく似合う。

『16ブロック』(2006)

画像: 『16ブロック』(2006)

『16ブロック』(2006)

囚人を16ブロック先に移送するだけの簡単な任務が、命がけのミッションに変わる! これまで演じてきた刑事役とは異なる、生きることに疲れ果て、アルコールに溺れる中年刑事役に挑戦。下っ腹の出っ張りがリアル!?

『RED/レッド』(2010)

“RED”とは“引退した危険人物”の略語。DCコミック原作の本作で、ブルースは年金暮らしの元CIAエージェントに扮し、寄る年波に負けるか! とばかりに豪快なアクションを演じてみせる。持ち前のユーモアのセンスも健在だ。

『LOOPER/ルーパー』(2012)

画像: 『LOOPER/ルーパー』(2012)

『LOOPER/ルーパー』(2012)

過去に飛んで殺しの仕事をこなすタイムトラベルキラー。ブルースは過去の自分と対峙することになる殺し屋役に。そのサポートを受けて本作を成功させたライアン・ジョンソンは『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)の監督に大抜擢された。

『デス・ウィッシュ』(2018)

画像: 『デス・ウィッシュ』(2018)

『デス・ウィッシュ』(2018)

チャールズ・ブロンソン主演作『狼よさらば』のリメイクだが、イーライ・ロス監督はインターネット時代のテクノロジーを取り込みつつ、ハードボイルドに改変。妻を殺された医師の復讐を体現した、ブルースの寡黙なキャラが映える。

【名タッグ!】M・ナイト・シャマラン × ブルース・ウィリス

画像: 『シックス・センス』(1999)

『シックス・センス』(1999)

ブルース・ウィリスの助力によって飛躍を遂げた監督といえば、M・ナイト・シャマラン。“観客を驚かせることが大好きだ”と公言するブルースが、無名時代の彼が執筆した『シックス・センス』(1999)の脚本に心を動かされたのは必然的だった。

同作が大きな成功を収めたのはご存知の通り。ブルースはシャマランの次作『アンブレイカブル』(2000)でも主演を務め、一時は低迷していたシャマランの復活作にして、その続編『スプリット』(2016)『ミスター・ガラス』(2019)にも出演。

画像: 『アンブレイカブル』(2000)

『アンブレイカブル』(2000)

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