映画ファンなら一度は目にしたことがあるであろうブルース・ウィリス作品。アクションからSF、サスペンスまで100を優に超える出演作から、とくに語り継ぎたい10作品を厳選!(文・相馬学/デジタル編集・スクリーン編集部)
『ダイ・ハード』シリーズ(1988-2013)
“なんで俺が……”とボヤきながら、悪と戦うジョン・マクレーン刑事が当たり役に。決めゼリフ“Yippeeki-yay”は、ブルース自身の決まり文句にもなり、舞台挨拶等で発することもしばしば。2013年までに全5作が製作された。
『パルプ・フィクション』(1994)
カンヌ国際映画祭のパルムドールに輝くタランティーノの快作。アンサンブルキャストのひとりで、ブルースは八百長を断ったことから命を狙われるボクサー役。か弱い恋人を守り抜こうとする姿に、漢気を感じずにいられない!
『12モンキーズ』(1995)
『未来世紀ブラジル』(1985)の鬼才テリー・ギリアムとタッグを組んだSFスリラー。ウイルスによって人類の99%が死滅した近未来から、現代にタイムトラベルして、暗い未来を変えようとする主人公をスキンヘッド姿で大熱演!
『フィフス・エレメント』(1997)
かつては特殊部隊員だった、未来世界のタクシードライバー役。ミラ・ジョヴォヴィッチふんする謎の女性を助けたことから、世界を救う役目を担うことに。銃撃戦等のお得意のアクションに加え、珍しい金髪姿を拝むこともできる。
『アルマゲドン』(1998)
ヒットメーカー、マイケル・ベイ監督の演出の下、巨大隕石から地球を救う命を受け、採掘作業チームを引き連れて宇宙に飛び立った石油会社の社長役。年頃の娘を持つ父親というキャラクターが、この頃のブルースには新鮮だった。