旬なあの人発見！ 人気スター出演のおすすめ連続海外ドラマ6選

「ある結婚の風景」

＜U-NEXT＞

ジェシカ・チャステイン × オスカー・アイザック

『タミー・フェイの瞳』（2021）、『355』（2022）と主演作公開が続いたジェシカ。本作ではエキセントリックなそれらとは違う静の芝居。

『ムーンナイト』で一人二役を演じて度肝を抜いたオスカー。本作では優しげな夫役だけど……いや、やっぱ内に秘めた狂気が。

大学時代から交際し、子どもにも恵まれた結婚10年目のジョナサンとミラ。その恋のはじまりから結婚、夫婦生活、互いの価値観が語られ、うまくいっているようでそうではなかった2人の内実が明かされていく。

イングマール・ベルイマン監督による74年の同名傑作のリメイク版。オリジナル版は家庭を蔑ろにする夫と女性の人権を訴える妻の観点が当時の社会を映していた。が、こちらはIT企業重役の妻と大学教授で主夫という真逆の設定。これが超～説得力アリアリ……。おまけにオスカーとジェシカ、ジュリアードで演劇を学んだ同窓生でプライベートでも仲良しだったこともあり、芝居なのか？ と思うほどのエグさですよ。

「窓際のスパイ」

＜Apple TV+＞

ゲイリー・オールドマン × ジャック・ロウデン

公開中の『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード』に前作と同じ独裁者役でアーカイブ出演。本作ではめっちゃイヤな上司役がぴったんこ。

『ファイティング・ファミリー』（2019）もそうだったけど、ちょいトホホな役こそ萌え度UPのジャック。本作はドンピシャ過ぎてキュンです。

MI5（英国情報局保安部）で、任務に失敗したスパイばかりが集められたチーム、スラウハウス。そのチームのメンバーは「スローホース」と呼ばれ、リーダーのジャクソン・ラムからパワハラまがいの扱いを受けている。そこの新入りリヴァーは、過激派集団による大学生拉致事件を担当することに。

英国俳優ファンのみなさん、おまたせしました。え？これ映画でも揃わないメンツでは？ というほど渋め＆豪華な英国ドラマ。だって、ゲイリー・オールドマンとジャック・ロウデンですよ！ それだけでも満点。英国スパイものというところでも加点。落ちこぼれがなんとか任務を全うしようとするも、エリートに邪魔される、という構図も加点です。

「ステーション・イレブン」

＜U-NEXT＞

マッケンジー・デイヴィス

『ハピエスト・ホリデー私たちのカミングアウト』（2020）の好演が印象的なマッケンジー。本作では劇中劇まで見応えあり。

新型ウイルスの蔓延で人類の大半が死滅。文明が崩壊したパンデミック後の世界で、旅一座の巡業をしているキルステンは、「預言者」と呼ばれる集団に狙われるように。生き抜く鍵を握るのは、彼女が愛読するSFコミック『ステーション・イレブン』……。

ディストピアSFかと思いきや、人間ドラマ要素強めの重厚ミステリー群像劇。パンデミック前後の世界を交差させた物語の構築がお見事すぎ。

「ブラック・バード」

＜Apple TV+＞

タロン・エガートン

『SING／シング：ネクストステージ』（2022）で、久々の美声を披露してくれたタロン。囚人役も珍しいが、連続ドラマも貴重！

『ブラック・バード』での懲役の減刑を求めるため、複数の殺人事件容疑者と親密になり、事件の真相を暴いていくサイコスリラー。

かつてはフットボールのヒーローであったジミー（タロン・エガートン）は、麻薬の密売で、10年の刑を喰らってしまう。刑期を減らすには、連続殺人犯の疑いのあるラリー（ポール・ウォルター・ハウザー）に接触する必要があった……。

「パム＆トミー」

＜Disney+＞

セバスチャン・スタン

『フレッシュ』（2022）ではシリアルキラーを演じたセバスタ。本作では全身タトゥーメイク＆リーのキャラ丸写しに挑戦。

電撃結婚からセックステープ流出、スキャンダルばかりで私生活がズタズタにされていくパメラ・アンダーソンとトミー・リーの結婚生活を描く。

90年代、ちょっとでもハリウッドセレブゴシップにハマったことがある人なら、ドンズバの大ネタ再現ドラマ。その上、まさかのそっくり。『ダウントン・アビー』のリリー・ジェームズがまさかここまでやるとは！ と驚かされるはず。あ、もちろんセバスタも驚愕のイメチェンで挑んでます。

「THE TOURIST」 （原題）

＜スターチャンネルEX・スターチャンネル＞

ジェイミー・ドーナン

アカデミー賞受賞作『ベルファスト』（2021）の演技も評価されたジェイミー・ドーナン。端正な顔を髭で覆い、ワイルドな魅力を新たに発見！

オーストラリアの荒野で交通事故に遭い記憶を失った男が、記憶を呼び戻そうと奮闘するクライムサスペンス。

『Fleabag フリーバッグ』でエミー賞作品賞を受賞したハリー＆ジャック・ウィリアムズ兄弟が脚本と製作総指揮を務めた。新境地を切り開いた演技のジェイミーに加え、個性的でアクの強い脇役たちや大砂漠地帯を舞台にした西部劇のようなタッチも魅力。

Photos by Getty Images