フィリピンの名匠ブリランテ・メンドーサのの最新作『義足のボクサー GENSAN PUNCH』が本日よりTOHO シネマズ日比谷にて先行公開される。それにあわせ、 沖縄での初日舞台挨拶の映像が公開となった。

本作は、プロボクシングライセンスが取得できない日本からフィリピンへと渡り、プロボクサーを目指した“義足のボクサー”を描くヒューマンドラマ。国際派俳優として活躍する尚玄が企画を立ち上げ、友人である土山直純氏の実体験を基に、8年もの歳月をかけて完成させた。今回公開されたのは尚玄のほか、土山氏、そしてBEGINの島袋優、タレントの崎山一葉が登壇した初日舞台挨拶の映像。尚玄たちがその思いを明かしている。

画像: 映画『義足のボクサー GENSAN PUNCH』沖縄先行公開スタート!舞台挨拶映像 youtu.be

映画『義足のボクサー GENSAN PUNCH』沖縄先行公開スタート!舞台挨拶映像

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映像には、尚玄の母校、那覇高校で行われた学生試写会で学生たちとセルフィを撮り、「頑張って下さい」と気さくにサインに応じる姿も収められている。それに続いて、日本初上映を迎えたシネマQへ。尚玄は「10年来の友人である土山直純君から半生を映画化する承諾を得て、紆余曲折あり8年もかかってしまったのですが、このように沖縄から皆さんにお披露目することができて感激しています」と挨拶。また、「俳優が企画を立ち上げて映画を作ることが日本ではまだ一般的ではない。だから映画を作ること自体が僕にとって挑戦で、ここでは言えないトラブルなどもあったが、本当に感無量です。僕の想いが詰まっている。何かを感じて欲しい」と、満員の観客に向かって熱く語った。

ツアーの合間をぬって駆けつけたBEGINの島袋優は、「この映画を観た後、良い言葉に出会った。砂浜の道は歩きづらい。アスファルトの道は歩きやすい。でも、砂浜の道は足跡が残る。(主人公の) 足跡がしっかり残っている映画だ」とコメントを寄せた。そして、15歳からボクシングを始めたという土山直純氏は、「プロになって10年、チャンピオンにもなれなかったけれど、(尚玄の尽力で映画化されたことで)応援してくれた人に違った形で恩返しができたかなと嬉しく思います」と言葉を寄せた。

『義足のボクサー GENSANPUNCH』
5月27日(金)より沖縄先行公開中/
6月3日(金)よりTOHO シネマズ日比谷にて先行公開
6月10日(金)より全国公開
配給:彩プロ
©2022「義足のボクサー GENSAN PUNCH」製作委員会

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