映画館で大自然を体験！ 2022年夏公開 アウトドア&ドキュメンタリー作品

2022年7月1日（金）公開
映画『ゆるキャン△』

自然に囲まれ癒されるゆったり時間

原作コミック発行部数が700万部を突破し、キャンプブームの火付け役として名高い「ゆるキャン△」が劇場版に。山梨県や静岡県を舞台に、女子高生たちがキャンプに行く姿やその日常を描いた本作。高校時代、キャンプを通じて関係を育んでいった、なでしこ、リン、千明、あおい、斉藤。時を経てそれぞれの道を歩んだ5人が、とあるきっかけでキャンプ場を作ることに発展。

自然の美しさや気負わない仲間たちと楽しむ美味しい食事、焚火を眺めるようなゆったりと流れる時間──。映画館でできる癒しの野外活動で、“明日も頑張ろう”という気持ちでリフレッシュできるかも!?

2022年7月8日（金）公開
アルピニスト

究極のクライマーの想像を絶する挑戦

クライマーたちの間では知られている名山に、1人で挑み、次々と記録的な登頂を成功させている若者がいた──。彼の名はマーク・アンドレ・ルクレール。偉業を成し遂げながらもその名を知られていないのは、マークは、SNSで自分を売り込むことには興味がなく、ただ自分の楽しみのためだけに登山をするからだ。アウトドア・ドキュメンタリー映画のベテラン監督であるピーター・モーティマーは、マークの住むカナダに赴き見つけ出す。彼のカリスマ性のある人柄に惹かれて本作を撮影する。

世界的クライマーを驚かせたパタゴニアのトーレ・エガー登頂の映像をはじめ、卓越した技術を駆使して挑戦するマークの究極のフリーソロを間近で体感！

2022年7月8日（金）公開
神々の山嶺

登山史上最大の謎に迫る冒険ミステリー

作家・夢枕獏のベストセラー小説を 、谷口ジローが漫画化した「神々の山いただき嶺」が、7年の歳月をかけ、フランスでアニメ化。物語は、「登山家マロリーはエベレスト初登頂に成功したのか？」という登山史上最大の謎に迫りながら、孤高のクライマー・羽生と、彼を追うカメラマン・深町が不可能とされる冬季エベレスト南西壁無酸素単独登頂に挑む姿を描く。

アニメーション映画『ウルフウォーカー』（2020）の製作チームが、実写では再現不可能な命がけの登攀シーンを限界までリアルを追求し圧巻の映像で表現。極限の雪山の世界を圧倒的なスケールで描いた映像美は大画面で体験したい。

2022年7月8日（金）公開
ビリーバーズ

俗世と離れた孤島…その先に安住の地は？

山本直樹がカルトの世界を通して人間の欲望をあぶり出した同名コミックを『アルプススタンドのはしの方』（2020）の城定監督が実写化。宗教的な団体・ニコニコ人生センターに所属する2人の男と1人の女。互いをオペレーター、副議長、議長と呼び合い無人島で共同生活を送っている。彼らは、俗世の汚れを浄化し、安住の地を目指すため、本部からの指令を実行し、わずかな食料で修行に励んでいた。そんな彼らの日常はほんの些細な問題から綻びを見せはじめ──。

『ヤクザと家族 The Family』（2021）『東京リベンジャーズ』（2021）をはじめ、話題の映画やドラマへの出演が続く磯村勇斗の映画初主演作品。

2022年8月6日（土）公開
掘る女 縄文人の落とし物

熱量はんぱない 縄文発掘ドキュメンタリー

2021年7月に「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に登録され、再評価が進む縄文文化。今から約1万6千年〜3千年前に作られた奇妙なデザインの土器や、どこか可愛げのある造形の土偶の謎は、多くの現代人を惹き付けてやまない。その遺跡「発掘」に魅せられた女性たちを3年間にわたって記録した。

『≒草間彌生 わたし大好き』（2008）『氷の花火 山口小夜子』（2015）が話題となった松本貴子が監督をつとめ、ナレーションは「銀河鉄道999」のメーテル役で知られる池田昌子が担当。男仕事と思われがちな遺跡発掘現場で、汗だくになりながらスコップを地面に這わせる“掘る女”たちが、あなたを縄文時代へと誘う。